【感想】金貨１枚で変わる冒険者生活

このレビューはネタバレを含みます

地方から迷宮都市に出てきた少年、イストファ。
お金もなく装備もなく、薬草採取で何とか日々を過ごしていたが、薬草採りで稼いだお金さえ、盗まれたり、力づくで奪われたり。
そんな底辺な生活でも腐らず、冒険者になるために自分に何が出来るのかを考え続けてるイストファ。
薬草採取中に偶然出逢った冒険者のエルフが、気まぐれにくれた一万イェン金貨。
イストファがそれを握りしめて向かった先は。
これまで、イストファの頑張りを見守ってきた大人たちが、エルフとの出会いをきっかけにちょっとづつ力を貸して、それをバネにイストファは冒険者として力をつけてゆく。
イストファだけを助けることはできない、という周囲の大人たちの歯痒さが切ない。
でも、やっぱり日々の努力を見てる人は見てるってこと。
まだまだ続きそうなので、イストファがどこまで頑張るのか、エルフとの関係はどうなるのか。
さてさて。

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