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林亮介, 津雪 / GA文庫 (5件のレビュー)
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bukuroguidkodama
Web版同人版に続いて読むのは3度目だがやはり面白かった 今回の同人版との違いは終盤のブロジェクトXの大幅加筆 独善的な主人公がウィザードリィで冒険して自分探しする青春ものという主題に対して 見当違う…要素なので小説としての完成度は低下しているが 作者は作家として小説を書いているのでないのかもしれない この作品の面白いところは 現代現実世界にファンタジーとしてでなくゲーム世界をくっつけているところで 迷宮街はローファンタジーとしてみるならあまりに無理がありすぎる設定だが 和風ウィザードリィ』という原題からすればそこはあえて 娯楽作品としてライトノベル的というより 『モーニング』あたりの青年マンガ的なそれで描くという 志向自体が作者の個性であり本作の面白み 書いているうちに「誰にでも尊敬すべきところはある」という 現場プロフェッショナル賛美主義という信じたい幻想へぶれて ちぐはぐになったのは面白いけれど 群像劇として書くほど当初の主人公視点を分けていた面白さが減って 作品には残念だった しかし何よりこの作品がISBNコードを獲得したという点で大いに意義はある 作家として次回作を書くのかはわからないが次の作品も見てみたい続きを読む
投稿日:2019.01.09
みみめめ
恋愛に関しては、キミキスかよ!みたいな終わり方で、「いやいやいやいやいや……いい話風になってるけど、そんなにいい話でもないやろー」と言わせてください。全体的に分厚いですが、RPG好きはたぎると思う。 …物語の登場人物であることをやめると決断する人間が主人公であるような物語、その一点だけでも、稀有なストーリーだと言えるでしょうね。続きを読む
投稿日:2014.05.17
starred
読み終わったが、結局、最後まで、防弾チョッキ、あるいは、ケプラーを使った防具を使っていなかった。最後になって、自衛隊が銃を使い出したが、初めから使えば楽になるし、それが、だめならば、せめて、弓でも使え…ば、違うと思うがそれを使わないところがおかしい。更に、未成年者が、あるいは、20代そこそこの若い人が、死亡率30%の場所に入れるわけがない。許可されるわけなく、おかしい。初めのあらすじの状況が奇抜で面白いが、作者の設定、あるいは、話の進め方が無理があって、理屈に合わなくて、リアリティというよりは、荒唐無稽という言葉が正しい。荒唐無稽の前提を現実的な話にする作者の能力が足りない気がします。続きを読む
投稿日:2013.05.13
はろ
感無量!!なのにまだこの世界に浸ってたいとゆーか。ありきたりな言葉で申し訳ないけど、すごく面白かった。人生の侘び寂びとか酸い甘いとかごった煮にした群像劇です。…初志貫徹で真壁さん押しですよ?
投稿日:2010.10.30
他津哉
取りあえず終わった…なんか良い意味で終わりが見えないな…なんかこう言うEDは好きだなぁ…何かに踏ん切りつけて次に進む…残る人もいっぱいいる…色んな人がいっぱい居る…なんか人生だよなぁ…これ…。
投稿日:2010.05.23
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