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武田綾乃 / 宝島社文庫 (20件のレビュー)
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り
立華高校編。 前編は吹奏楽コンクール京都府大会まで。 マーチングバンドが本命の高校とはいえ、夏休みに入ってからコンクールのメンバー決めと練習を開始していることにびっくりした。モデルとなったと思われる…京都橘高校の吹奏楽部はどうなんでしょう…それで関西大会へ進めるなんて凄いけど…自分の過去を振り返ると年明けくらいからコンクールの練習始まった気がするから「えぇ〜〜!!」となってしまった。 先輩・後輩・同輩同士の楽器の技量による嫉妬・羨望が混ざったいざこざは吹奏楽あるあるだなと思った。 これは圧倒的女子多数の自意識の高い年齢の集団では起こり得て当然なんだと思うけど、ちょっとリアルで胸がキュッとなった。栞先輩が怖い…続きを読む
投稿日:2024.02.28
カティ
橘(たちばな)→立花→立華(りっか)、で立華高校なんやね。マーチングはほとんど経験がないですが、動きながら演奏することの難しさは知っています。凄い、の一言です。後編楽しみです。
投稿日:2024.02.24
ゆば
このレビューはネタバレを含みます
響け本編とはまた違った、強豪校の雰囲気を感じる。でも、吹奏楽あるある的なところを的確に捉えている。 個人的には梓の性格がかなり難儀だな…と思った。簡単に言うと完璧主義者。でも、たぶん自分に自信がない部分もあって、他人に頼られることで自己肯定感を保っている、みたいな矛盾を感じる。共感できる部分も多々あるからこそ、好意的に見られない部分もある。ここからどうなっていくかが楽しみ。
投稿日:2024.01.26
kitano
マーチングバンドの話である、軍隊の様に隊列を 幾何学的に守る立華高校の吹奏楽部は水色の悪魔 と関西では名うての強豪校である 主人公は『響け!ユーフォニアム』シリーズ主役 の黄前久美子(本書にもチラ見せがある)の友人 で、友人関係を形成するのが得意なハズだったが 不安定な部分が見え隠れします・・・知りたい人 は後編を読むしかない(´・ω・`)
投稿日:2023.07.30
TAMA
本著のモデルとなっている高校の公演に感動して吹奏楽に興味を持ち、響けユーフォニアムシリーズを読み始めたが、モデル校に対する綿密な取材をもとに本著が書かれただけあって、モデル校の華やかなマーチング舞台…の裏にある努力や競争、人間関係を感じられた。 特に高校生特有の感性や微妙な人間関係の表現がリアルで高校時代を追体験している気分になる。 物語の展開は特に劇的ではなく、淡々と進む日常が描かれているが、高校の部活動をテーマとした武田さんの表現力の豊かさやリアルさが一際輝いている作品である。続きを読む
投稿日:2023.05.07
葉月たまの
「響けユーフォニアム」のシリーズのスピンオフ作品! 久美子ちゃんの友達の梓ちゃんが主役の本! わたし的には久美子ちゃんより、梓ちゃんの方が感情移入しやすかった。でも、性格は久美子ちゃんの方が親しみやす…い! うーん、まあ、どっちも嫌いではないかな。ただ、こっちの作品の方が本編より少しダークな気はした。ただ、地の文は、わたしも本編は少しエロさが強調されててそれがすごい嫌だったから、地の文だけで言えば、これくらいさっぱりしてた方が良かった!続きを読む
投稿日:2022.10.25
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