【感想】脳と体が若くなる断食力

山田豊文 / 青春文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • "癒し職人"ヒロ之丞

    "癒し職人"ヒロ之丞

    エピソードが豊富で、情報は多いのだけれども。般若心経の「無眼耳鼻舌身意」「無色声香味触法」を引用して、「感覚が究極にまで高められたところが無であり、悟りなのだ」「感性を研ぎ澄まさせる断食は(中略)悟りに近づく道」と言っている。

    私は、この解釈は原義の正反対というか、般若心経を何もわかっていないとしか思えない。どう読んだら、そんな解釈が出てくるんだと。我田引水としか。

    青春出版社の本に目くじら立てるのも大人げないのだが、内容の浅さが…。
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    投稿日:2024.01.21

  • まゆみ

    まゆみ

    時間がきたらから食べる、お腹が空いてないのに食べる、そんな自分に疑問を抱いていた。
    この本の全てが納得いくものではなかったが、現代の飽食が体に良くないことは理解できた。
    自分の食事を見直すきっかけにしたい。続きを読む

    投稿日:2021.05.10

  • kirisutoinochi

    kirisutoinochi

    このレビューはネタバレを含みます

    フォトリーディング後、熟読。
    2009年に出た「脳がよみがえる断食力」を10年ぶりにリニューアルして文庫化したとの事。読了。

    とても面白かった。この手の本で自己評価最高の星四つ。

    断食のモチベーションがupした。


    付箋を貼った個所の要約をコピペ:

    40:輸入牛は国産牛に比べ100~600倍のホルモン剤が使われており、日本では禁止されている薬剤の投与もある。それゆえに輸入牛を食べると病気のリスクが高まる。

    48:酵素には消化酵素と代謝酵素があり、消化酵素は消火に用いられ、代謝酵素は体の修復に用いられる。どちらも無尽蔵に作られるわけではない。消化酵素が作られる時は消化が急務な時。一般的に言って人の酵素の大半は消化酵素。しかし断食をすると、消化酵素に作られていた原資が代謝酵素に回される。重要なのは今の学説では酵素の生産には限りがあると言う事。人の体の酵素生産量は決まっているらしい。それゆえ断食は重要。

    50:腸内環境と脳内環境は連動。腸内環境を整えれば、ストレスに強い脳が育成される。

    52-53:オートファージとは細胞の自食作用の事。子の自食作用によって細胞は、不要な異常たんぱく質を体から除去している。このオートファージが働くきっかけが断食。(他の本によると関節炎などの節々の痛み、炎症、はこの不要な異常蛋白がもたらしているとの事。四十肩五十肩、肘やひざの痛みなどはこれ。)

    56:飽食の時代の栄養失調。飽食する、細胞が休まらず栄養が補給できない(細胞の食事がされない)、そして食べているのに細胞レベルの栄養失調が生じる。「食べるために食べない」という概念。細胞が食事をする為に断食をする。代謝酵素の生産を促すための断食。

    66-67:全て細胞に任せればうまくゆく、というのが著者の実感。断食は細胞の生きる力を活性化する。細胞同士連携して勝手に良い方向に向かう。

    102-105:養殖魚の餌が危険。さらに天然魚も海の汚染により危険。

    160-161:人の体は飢餓に対処する仕組みは何重にもある。いっぽう、飽食に対する仕組みはインシュリンのみ。体は飢餓になれているが、飽食には慣れていない。

    183:日本人は海藻を消化する酵素がある。世界中で希な民族。
    ガンマオリザノールという物質は玄米にだけあり、飽食をふせぐ「足るを知る」脳をつくる物質。

    187:ミネラルファスティング中、ダル気や眠気がある。それは体が作り替えられている証拠。

    215:普通に生きたかったら食べなさい。飛躍的に生きたかったら断食しなさい。

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    投稿日:2020.07.14

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