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ビアンカ・ベロヴァー, 阿部賢一 / 河出書房新社 (5件のレビュー)
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るこ
マグネジア・リテラ賞、EU文学賞受賞作。 チェコの女性作家さんの作品。 主人公ナミの成長を辿る物語。 ジャンルの分類は難しい。文学的。 描かれるのは、幻想、暴力、理不尽、愛情、成長。 物語というよりも…、作品全体の雰囲気がわりと好み。続きを読む
投稿日:2022.03.12
まなみ
このレビューはネタバレを含みます
読み終わった後「ディストピア」と言われるという評価を読んでえぇーと思ったけど,落ち着いて考えるとやっぱりいろいろ背景にされているんだろうなと思う。静かな筆致も印象に残った。
投稿日:2019.10.29
saigehan
想像してたのと違った。英語圏でない幻想的でよくある感じかと。ある部分は幻想要素もあり、その存在感が他と違う。 祖父母に育てられ、近くにある湖に二人ともからめとられ、天涯孤独となった少年。当然両親の足掛…かりを見つけにゆく。その道は厳しい。過酷で悲惨。いいことは何もない。母親を見つけるが村全体で奴隷のように働かされて、襲撃にも合い、故郷に戻るよう説得。母親は何よりも故郷と湖を怖れていた。少しずつ心も体も成長してゆく少年だが。この後、暖かい気持ちが訪れることはあるのか。うーん、読んだことない読後感。続きを読む
投稿日:2019.09.08
hosinotuki
どこかロシアの辺境のような湖の村,湖が枯れていき荒廃していく人々と村,母親に捨てられた少年ナミは祖母を姨捨のように村人から湖に生贄として流され一人になってしまう.ナミの母を求めての遍歴と吹きすさぶ暴力…の中で,それでも優しい人達はいてナミも成長していく.最後にまた村へ帰り到達したところで明かされた真実に胸が震えた.続きを読む
投稿日:2019.07.11
toca
国内外で高い評価を受けたチェコの作家、ビアンカ・ベロヴァーの長編(といっても短めではあるが)。 読んでいて何となくアゴタ・クリストフを思い出した。『悪童日記』に通じるものがあると思う。 そういえば来日イベントもあるみたいだ(もう終わったのかな?)。
投稿日:2019.04.19
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