【感想】古代オリエントの神々 文明の興亡と宗教の起源

小林登志子 / 中公新書
(12件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • よろずやさすけ

    よろずやさすけ

    古代オリエントの時期から神々の発生?習合の流れがよくわかる。ただ 個人的には 神々があちらこちらで混じり合うので混乱した。一定知識ある人が見るのが良いのかな。

    投稿日:2024.04.30

  • izumowol

    izumowol

    タイトル通り、古代オリエントで崇拝された様々な神々を羅列紹介する本。取り上げるのはヤハウェ・アッラー、オシリスやゼウス、マルドゥクにギルガメッシュ、そしてバアルや今まで聞いたことのない神々まで本当に多岐にわたる。その多さに溺れてしまいそうになるが、その様々な神々の神話がその後の神話・宗教─特にキリスト教に大いに影響を与えているであろう事実は、改めて歴史や宗教その全てが人の営みだと気付かせてくれる。続きを読む

    投稿日:2024.02.10

  • yoyogieiki0224

    yoyogieiki0224

    筆者の専門であるメソポタミアからギリシア、エジプト、まで古代オリエントの幅広い部分で神々の習合の流れや歴史を、日本の神々も参考に出しながら説明されていてとても分かりやすかった。
    古代オリエントを見渡せる良書。続きを読む

    投稿日:2023.10.06

  • osawat

    osawat

    このレビューはネタバレを含みます

    p.7-8 シュメルの神話及び旧約聖書では、農夫と牧夫の対立が描かれている。
    ☆土地をめぐって農夫と牧夫が対立関係にあったとも読めるし、ことさら対立関係を強調して緊張感を与えているとも読める。
    p.32-33
    ゾロアスターは善悪二元思想。
    ☆この2元論が後に一神教のもととなったのではなかろうか。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.02.02

  • kakane

    kakane

    相関図を別に書き出さないと記憶に残らないほど多くのオリエントの神々がでてくる。
    印象に残ったのは復活するドゥムジ神がイエスの話に影響を与えたこと。復活するドゥムジを嫌った旧約聖書とは違い、戦争で夫や息子を亡くした多くの女性が信じたキリストの新約聖書に生き返りを綴ったことは普及に意味を残したのでは。
    さらにウトゥ神などの太陽神、ナンナなどの月神、エレシュギガルやギルガメッシュなどの冥界神。これは日本のアマテラス、スサノウ、ツキヨミの三柱に似てないか。一説には彫りの深い縄文人はメソポタミアから流れ着いたと。彼らがオリエントの神々を日本に当てはめたのかもしれない。
    世界中の神々は相互に影響しあって変化をしてきたようだ。
    続きを読む

    投稿日:2022.01.18

  • 鈴華書記

    鈴華書記

    後に多数の宗教の祖となる古代オリエント(主にメソポタミア)について,神々の視点から解説した本である。主な分類:太陽神,地母神,冥界神,最高神

    投稿日:2021.03.19

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