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町口哲生, 井上智徳 / ポプラ新書 (6件のレビュー)
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いりあ
受講の前提が話題となった近畿大学の「映像・芸術論1」を担当している町口哲生さんの著書。アニメを学問の手法を用いて掘り下げたもの。ゼロ年代は「セカイ系」が流行りましたが、次の10年は?というわけで「魔法…少女まどか☆マギカ」を10年代アニメの出発点として、様々な作品を関連付けながら、各作品に含まれる情報が再構築されていきます。文化を語る上でポップカルチャーの影響は無視できない事を考えると、本書のあとに様々な論評が続く事を願います。続きを読む
投稿日:2018.05.24
vinland
このレビューはネタバレを含みます
知らないアニメがほとんどでいまいち分からないとこが多かったけど、おわりにの部分が今のアニメ論が簡潔にまとまっていて良かった
投稿日:2018.02.20
kkishishi
10年代に放送されたアニメ7作を学問的に分析・開設した本。また、本書でメインとして取り上げられた7作以外のアニメも取り上げられている。 率直に言って、想像以上の情報量に圧倒されました。アニメ作品の知…識もそうだし、学問的なものもそうだし。帯の「受講条件は週20本以上の深夜アニメ視聴」に違わぬ内容でした。私は「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」しか知らなかったので、ついていくだけで相当大変でしたが、他の作品もきっちり見ていれば相当面白いのだろうと思うし、知らないものも本書を踏まえつつ見ると面白いのかもしれません。続きを読む
投稿日:2017.07.01
whitepapersort
こういう考察ができるとかっこいいよなぁと思った 参考文献見るとかなり幅広い知識があることがうかがえる
投稿日:2017.05.30
amano225
一時期、「週20本以上のアニメ視聴」を前提とした授業で話題になった、近畿大学の非常勤講師による2010年代のアニメ論の本。 主にテレビアニメについてとりあげているため、『君の名は。』やオンラインゲーム…を舞台にしたアニメについて取り上げているところでは『サマーウォーズ』についての記述はなし(ただたんに、著者の好みではないだけかもしれないけど)。 主に取り上げられているアニメは、『魔法少女まどか☆マギカ』『中二病でも恋がしたい!』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『ノーゲーム・ノーライフ』『ソードアート・オンライン』『とある科学の超電磁砲』『COPPELION』。この中だとまどかしか見たことがないので自分は教養が足りてないのだと思う(COPPELIONというアニメなんて、名前自体初めて聞いた)。 それと、ライトノベルの命名がネット管理者だということを初めて知ってちょっと驚いた。どっかの出版社か批評家がつけたものかと。そういわれてみれば、昔はキャタクター小説と呼ばれていた気がする(確か、大塚英志がそう呼んでいたような)。続きを読む
投稿日:2017.05.21
nyonboo48
紹介されている作品のほとんどがよく知っているものだったので、興味深く読めたが、哲学と絡んでいるところが難しかった。未読のものは読んでみたくなった。
投稿日:2017.05.18
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