【感想】えーえんとくちから

笹井宏之 / ちくま文庫
(60件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
30
17
7
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ブクログレビュー

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  • ぽこ

    ぽこ

    元気がないときに読んだ。
    しずかで透きとおった言葉がならんでいて、これからもくりかえし読んでいきたい本です。

    投稿日:2024.03.30

  • さな

    さな

    おすすめされて読んだ。五七五七々のリズムが好きで字余りが好きではないので、短歌より詩のほうがよかった。


    しあきたし、ぜつぼうごっこはやめにしておとといからの食器を洗う

    投稿日:2024.03.17

  • 葎花

    葎花

    歌集。未発表の俳句と詩も含まれる。
    喫茶店に置かれていて、手にとってめくったらもうこころ惹かれてしまった。透明なあかるさと隠れながら対比される影、そんな抽象的事象があるとしたらきっとこの本があてはまると思う。続きを読む

    投稿日:2024.02.04

  • 門哉彗遥

    門哉彗遥

    気になった歌に付箋つけたら「だらけ」になるし、だんだんと好きな基準がわからなくなってくるし、イメージの奔放さに刺激を受けて周囲の情景が短歌に変貌してくるので何度も立ち止まってしまうし。読み返したら、もうほんとんどの歌に付箋付けてしまいそう。


    冬の野をことばの雨がおおうとき人はほんらい栞だと知る  笹井宏之
    続きを読む

    投稿日:2024.02.03

  • haru

    haru

    言葉の美しさと、立ち上がる情景、視点が行き来して、ふわっと広がる世界に魅了されました。

    読み返すタイミングで見えてくる情景が変化してきそうな、繰り返し読みたい歌集でした。

    投稿日:2023.11.27

  • ふか

    ふか

    永遠解く力?永遠と口から?タイトルへの違和感から始まる。
    フィクションが短歌になるとノンフィクションめく感覚が楽しい。
    生活で使わない言葉が出てきて、新鮮でハッとする。
    言葉に色、重さ、強さ、香りがあることを教えてくれる。
    優しい刺激が心地いい。
    日々鈍感に生きる我々を突き刺すように、筆者の鋭い感性が流れ込んでくる。


    ー『この星に消灯時間がおとずれるときも手を繋いでいましょうね』

    ー『ひきがねをひけば小さな花束が飛び出すような明日をください』

    ー『つぎつぎと星の名前を言いあてるたそがれの国境警備隊』


    どこかホッとする、絵本の一ページのような詩が特に好きでした。
    懐かしさと温かさであふれた作品です。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.31

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