【感想】家賃滞納という貧困

太田垣章子 / ポプラ新書
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 国立女性教育会館 女性教育情報センター

    国立女性教育会館 女性教育情報センター

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    投稿日:2021.12.27

  • 宮本知明

    宮本知明

    冷凍食品や総菜、スマホに携帯、そしてエアコン・・・・。かつては存在しなかった経費が、現代では普通の生活必需品として重くのしかかる。昔に比べれば随分お金がかかるライフスタイルとなっている。にもかかわらず日本では、お金のことを口にするのは、はしたないという思いが、子供に対するお金の教育というものを邪魔してしまう。そうやって大人になってしまった人というのは、そもそもお金をコントロールできない。生活レベルを落とそうとか、引っ越しをしようという発想ができない。お金を借りることに対するハードルも低くなっている。家賃滞納という問題は、一人個人に押し付ければいいという問題ではなくなってきている。社会全体で取り組んでいかなければならない課題。一人ひとりにできることは愛。小さなことでいいから始めていかなければならないということ。続きを読む

    投稿日:2019.09.29

  • take2015

    take2015

    日本はこんなにヤバい状況なのかと身につまされた。働けない老人も気の毒だが、ただ大人に頼るしかない子供も悲惨。国で何とかというと自助努力が足りないと言い出しそうな国民ばかりで八方塞がりで出口のないトンネルのようだ。この問題がf35やイージスアショアより優先度が低いと国民の多くが考えるのならこの国は終了で間違いない。続きを読む

    投稿日:2019.06.26

  • sugar41

    sugar41

    著者自身、家賃滞納という貧困を経験し、かつ、それを克服くしており、しかも今は、家賃滞納という貧困を救う立場で仕事をされている、ということで、とても説得力のある内容になっています。
    そういった点もあって、職業の選び方や、本当に人の役に立つ方法について、考えさせられた1冊でした。

    現代日本は、社会的なセーフティーネットが弱くなっているため(オフィシャルな面では強化されつつありますが、アンオフィシャルな面が著しく弱くなっているように思います)、ちょっとしたきっかけで貧困に陥る可能性があります。
    その可能性を下げるためにも、また、もし、陥ってしまった際に復活するためにも、こういった本を読むことは、無駄ではないと思います。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.19

  • mishuranman

    mishuranman

    このレビューはネタバレを含みます

    貧乏人に優しい国は少なかろうけれども。日本のしんどさは、見えにくさと攻撃性が陰性なところか。ネットは使いづらいねえ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.04.16

  • bays12

    bays12

    家賃滞納した方々の幾つかの例が出ていますが、理由はどうであれ、いつ滞納になるか分からない怖さを感じました。この例に上がっている物は、本人の意識が甘い方々の印象がありますが、そんな方ばかりではなく、賃貸物件を借りている人は気になるものだと思います。空き家が増えている時代、敢えて家を建てずに賃貸で過ごす方も多いですし、交礼会社会と相まって、国レベルで検討する意味も大きく感じます。続きを読む

    投稿日:2019.03.17

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