【感想】人生がときめく片づけの魔法 改訂版

近藤麻理恵 / 河出書房新社
(120件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
62
31
16
4
0

ブクログレビュー

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  • ERI.

    ERI.

    私は元々片付けが好きで人の家の片付けの相談に乗ることも多い。自分の家の中もいつも片付いているしすっきりした状態だ。
    でも…なぜか家にいると気持ちが落ち着かなかったり忙しくもないのに焦りが出てきたり不安になったりすることがたまにあり、頭がこんがらがる。とても不思議だった。

    近藤麻理恵さんはもちろん前から知っていたが本を読んだのは初めて。
    読んでさっそく片付けてみた結果、なんと二日連続でクリーンセンターにゴミを持ち込むほどの量の不用品が出てきた。これには驚き。
    とくに参考になったのは決まり文句の「一気に短期に完璧に」「まずは"捨てる"を徹底」。

    私の場合、物は割と少なかったけれど収納スペースに少し空きがあるくらいだったので「もう捨てるものはない」と勝手に思い込んでいた。
    改めて「なんのためにそれを所有しているのか?」「本当に心の底から気に入っているものなのか?」という目線でものを見つめ直してみたら、処分して良いものばかりであった。

    とくに書類。
    過去数年分の給与明細をわざわざ印刷した状態でコレクションのように保管していたり、息子の学校の教科書をなぜか国語と算数だけ全部とってあったり、スペースに余裕があるからと言って無駄に持っていたのだ。
    書類はなるべくデータ化することと、保管期限を決めるようにしようと思った。

    もちろんそれらを捨てたあとはさらにスッキリ。
    処分されずに手元に残ったものたちが以前よりも大切に思えるようになったし、少ないものしか管理しなくて済むので、頭がスッキリしている。
    焦りや不安の正体は、管理しなくてはならないモノの量が自分の生活スタイルや脳のキャパに対して多すぎたためだと気づいた。

    今ここにあるものは過去の自分が選んで買ったものばかり。
    過去の自分&捨てることにうんざりして物欲がまったくと言っていいほどなくなった。

    一番疑問だったのはプラスチック製品。100円ショップで手軽に買える収納グッズたち。プラスチックのものは劣化しやすいしよく考えてみたらそもそも好きじゃない。なのに、どうしてこんなに今までたくさん持っていたのか。
    結局捨てることになるのでプラスチックの収納用品はもう買わないと決めた。
    反対に残ったものは籐のカゴや木製の収納グッズ。これらは長く使っていても劣化しにくいし空間になじむ。

    自分の好みもよくわかり、とにかくまずは買わないようにすること、人からもらっても、くれたことには素直に感謝して好みじゃなければ手放すことが大切だと思った。
    片付けをすること、ものを管理することは、人間関係に通ずる部分も多い。大袈裟かもしれないが生き方そのものとも言える。

    二度とリバウンドしないように、あと少しだけ完璧に片付けをして、あとは毎日めちゃくちゃすっきりした気持ちで過ごしていきたいと思う!

    これを読めば今すぐ片付けしたくなること間違いなし⭐︎‼︎
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    投稿日:2024.05.14

  • lisainu

    lisainu

    具体的な片付けのコツが書かれている部分は参考になった。
    精神論の部分も多いが、そういう意識だからこそ片付けが進むこともあるのかも。

    個人的には次の点を参考に、片付けてみようと思う。
    ・片付けるとき、「場所別」はだめで「モノ別」に進めるべき。例えば、服なら服、本なら本で、部屋別に片付けるのではなく、家中のものを出してきて、選別する。
    ・服はすべて四角くたたみ、立てる収納をする。
    (これについては、たたみ方をイラストでもいいので図示してほしかった。)
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    投稿日:2024.05.13

  • mioms

    mioms

    理想の暮らしを考える
    「捨てる」を終わらせる
    「触ったときにときめくか」で残すものを判断する

    ①衣類
    トップス→ボトムス→かけるもの→靴下類→下着類→バッグ→小物(マフラー、帽子等)→イベントもの→
    ②本類
    未読の本は手放す
    殿堂入りの本は迷わず残す
    ③書類
    全捨て前提で
    未処理・契約書類(クリアファイルにひとまとめ)・その他の保存書類(ブック状のクリアファイル)
    ④小物類
    ⑤思い出品(過去の思い出よりも今の自分を大切に)

    家族別に収納スペースを分けて、一点集中収納
    生活してみて気になるところは変えてみる
    押入れの天袋には季節物を収納する

    「物はいつだって持ち主の役に立ちたがっている」

    片付け祭り開催しよう、と思えました。



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    投稿日:2024.05.09

  • 1462655番目の読書家

    1462655番目の読書家

    主観的すぎる内容が多く、「これは論理派の人は読んでも信じないやろな」って感じの印象。だけどなんとなく著者の言うことは分からんでもないし、要所要所の整理方法みたいなのは、王道の整理方法と同じようなことがきちんと書いてある。とりあえず今から片付けしてみようかな。続きを読む

    投稿日:2024.04.18

  • カレー好き鍼灸師

    カレー好き鍼灸師

    今はもうときめかないものをすてる。
    シンプルだが、めちゃくちゃ深かった。

    手順通りに片付けてみます。
    良書です。
    ありがとうございました!

    投稿日:2024.04.05

  • chika.

    chika.

    部屋の片付けをするために読み始めた。
    この本で紹介されている片付けメソッドは、一つ一つモノに触れたときにときめくものは残し、ときめかないものとは全てお別れするというもの。
    1ヶ月近くかけ、やっと今日私の部屋はときめくものだけになった。

    自分の心の声にこんなにも耳を傾ける時間が今までの人生であっただろうか。
    自分がときめくものってなんだろう、自分の幸せってなんだろう、自分が本当に大切にしたいものってなんだろうを常に考えていた。
    部屋を癒しで満たしたいと思って始めた片付けは、自分の内なる声に耳を傾けるための貴重な機会となった。
    筆者は、片付けの完了はゴールではなくスタートだと述べている。
    人はたくさんのものを同時に大切にすることはできない。この本のメソッドを完璧にこなしたならば、片付けを通して自分が本当に大切したいものに気付き、その後の人生をそれに懸けられるようになるに違いない。きっと幸せな人生が待っている。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.22

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