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豊田穣 / 潮書房光人新社 (5件のレビュー)
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まさひろ
幸運にも終戦最後まで生き残った駆逐艦「雪風」の物語 生き残るということは多くの仲間の最期を見届けるということ 未帰還の艦に「雪風」の身代わりになったんだという声がどこからかと出てくる 陽炎型1…8隻、ほぼ同型の朝潮型10隻、さらに新しい夕雲型20隻で生き残った唯一の艦 続きを読む
投稿日:2020.09.26
Kぶんこ
雪風が不沈艦となっていくには、乗組員のたゆまぬ努力があったからで、特に艦長の指導力は不可欠だと思う。また、空からの攻撃を、巧みに避けていく技術は本当に凄い。 大和始め、多くの船が沈み、多くの人の命が失…われたけど、その想いは今の平和の礎であろう。続きを読む
投稿日:2020.01.12
bqdqp016
典型的な太平洋戦争戦記ものです。戦争に参加していた人の記述は細かく、戦いの様子がよくわかる。もう少し後世になされた学術的分析もあればなおよかったと思う。
投稿日:2018.11.27
モゲラ
幸運の不沈艦である駆逐艦雪風の戦いを描く。 大平洋戦争を戦い抜いた雪風の乗組員が見てきた多くの悲惨な戦い。 艦自体もそうだが、歴代艦長の姿や、乗組員たちの思いや考えもそれぞれ魅力や人間味に溢れて描かれ…ている、傑作駆逐艦戦記。 続きを読む
投稿日:2018.04.17
うろ
このレビューはネタバレを含みます
開戦から終戦まで戦い抜いた雪風の軌跡。歴戦の中でも、決して沈むことなく最後まで立派に戦っているその様子は、乗組員の誰しもが生き生きしているからなのか。 寺内艦長の豪快さには当時でもそうそうお目にかかれない人柄だったのだろうとしのばれる。 丹陽になってからの雪風についても少し描かれているので、そこがありがたかった。
投稿日:2012.02.15
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