【感想】発達障害グレーゾーン

姫野桂 / SPA!BOOKS新書
(41件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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12
1
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ブクログレビュー

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  • しまなん

    しまなん

    ◾️発達障害、と自己認識したら、得意/不得意を整理。
    ◾️会社やサポート機関には、どう理解して欲しいかやどのような合理的配慮を希望するのか、を伝える。ただ困っています、だけではどうもできない。

    投稿日:2023.11.15

  • ゲレーロ

    ゲレーロ

    内容は装丁とは裏腹に堅苦しさは一切ない。学術的な話もなく、紙面のほとんどは、著者が取材した発達障害の当事者や医師、支援団体のインタビューに割かれており読みやすいだろう。

    その構成も作用してか、この本は、発達障害に思い当たる人が読めば心が軽くなれる、そんな本だと私は思う。

    この本には悩みと真剣に向き合う人が多数出てくる。そんな人々の言葉は重い。表面的な自己解決ではなく、克服のための工夫の跡が見られる言葉ばかりだ。他人と違うことに悩み疲れてしまった当事者からすれば、自分以外にも自分と似た境遇のものが見つけられ感覚的には少し救われるはずだ。

    問題は、そういった当事者に手にとって欲しいと思う反面、彼らは追い詰められていて、ストレスを極限まで溜め込んでいたり、視野が狭くなっている人も多いことだ。そのせいか、こういった情報に触れられず、一人で必死に仕事をしているケースも多いだろうと思う。

    そういう人にオススメしてあげて欲しい。そうすることで、ひいては周りの健常者にとっても少しプラスになるはずだと思うから。
    続きを読む

    投稿日:2022.12.18

  • ptoro

    ptoro

    発達障害の傾向はあっても診断がおりないグレーゾーンの人々、「グレさん」たちへのインタビュー集。
    自らも発達障害であるフリーライターが著者なので、学者からの目線ではなく、当事者たちに寄り添った生の声が聞けた気がした。
    ヒントはあっても答えはない、そんなルポタージュ。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.18

  • うえけん

    うえけん

    発達障害の傾向はあるけど診断はおりない人たち。生きづらさを感じながらも、程度問題で定型発達の人に含まれている人たち。そんな人たちを本書ではグレーゾーンと呼んでいる。
    発達障害は内面の問題なので、外部からは判断できない。身体障碍とは異なる問題がある。
    何とか通常の生活を送れているはいるが、周囲からは変わった人扱いをされているグレーゾーンの人々の苦しさや状況を理解できる一冊。

    漫画や小説の登場人物に発達障害が多く見られる、という知見は面白かった。確かに少年漫画の主人公はADHDが多い気がする。
    続きを読む

    投稿日:2022.07.14

  • ドラソル

    ドラソル

    発達障害について当事者とその活動について書いた一冊。

    実際の医師から発達障害と診断された人ではなく、いわゆるグレーゾーンに属する生きづらい人に焦点に充てており、その活動内容を含めて勉強になった。

    投稿日:2022.06.20

  • wa3an

    wa3an

    仕事に関しては、本人も周りもやりやすくなる方法やノウハウが共有されたらいいな、と思う。
    診断名がない病気は治療法がない、という言葉を聞いたことがある。発達障害に限らず、シロかクロかで片付けられない状態がいっぱいあるんだろうなと感じた。続きを読む

    投稿日:2022.04.30

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