【感想】青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(7)

上橋菜穂子, 武本糸会 / 講談社青い鳥文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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ブクログレビュー

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  • koishi-2018-bun

    koishi-2018-bun

    厳しい暮らしが続くエリンたち。
     王獣の本質を身をもってジェシに伝えるエリン。
      そんな中、ほっとする家族のひと時! 懐かしいジョウンのこと。
    真王(ヨジェ)も自分の役割を果たそうと地味な努力をするなど、
     終盤に向かっての地盤ができてくるが・・・。

    一気に読んでしまった、次が待ち遠しい!

    2012/2/26 予約 3/3 借りる。3/7 読み始める。3/8 読み終わる

    内容 :
    王獣たちを武器にかえるために、ひたすら訓練をくりかえすエリン。
    王獣たちを解きはなち、家族とおだやかにくらしたいと願う、エリンの思いはかなうのか。
    巻末に著者とブックコメンテーター・松田哲夫の対談を収録。

    著者 :
    立教大学大学院博士課程修了。専攻は文化人類学。川村学園女子大学助教授。
    「夢の守り人」で路傍の石文学賞受賞

    絵 : 武本 糸会

    ☆ 読んだ本とこれから読む本 pasoboのバインダー(本棚)
     獣の奏者 1 上橋菜穂子/作 闘蛇編 講談社 2006.11
     獣の奏者 2 上橋菜穂子/作 王獣編 講談社 2006.11
     獣の奏者 3 上橋菜穂子/著 探求編 講談社 2009.8
     獣の奏者 4 上橋菜穂子/著 完結編 講談社 2009.8
    → 獣の奏者(そうじゃ) エリン (月)午後7時25分 〜 7時50分 Eテレ
    TVアニメは、ここまで。 以下は続編です。

     獣の奏者 5 上橋菜穂子/作 探求編 講談社 2011.4
     獣の奏者 6 上橋菜穂子/作 探求編 講談社 2011.6
     獣の奏者 7 上橋菜穂子/作 完結編 講談社 2011.8
     獣の奏者 8 上橋菜穂子/作 完結編 講談社 2011.10

     獣の奏者 外伝 上橋菜穂子/著 刹那 講談社 2010.9
    続きを読む

    投稿日:2019.01.12

  • るこ

    るこ

    エリン32歳~。
    物語としては大きな動きはないものの、王獣の生態がまた一つ明らかになる。
    エリンとジェシの家族愛も強く感じられ、非常に読後感が良い。
    次が最終巻か…。楽しみ。

    投稿日:2017.07.09

  • 人生≒本×Snow Man

    人生≒本×Snow Man

    親としてのエリンに。世代をまたぐ物語となることで、歴史性を物語は帯び始めている。国家も一筋縄ではない。所詮互いに人間が生きていることを気づかされる。しかし、争いはなくならない。現代の国家間関係のようだ続きを読む

    投稿日:2014.06.29

  • little-tadpole

    little-tadpole

    つなぎ的な内容。エリンが前巻の決心をひたすらに進めながら子供との関係や王家との関係が会話で展開される。

    義父ジョウンとの内容に近い雰囲気だがやや殺伐としている。

    投稿日:2011.12.30

  • kokkomame

    kokkomame

    このレビューはネタバレを含みます

    エリンは王獣保護場で、王獣の生態を研究し、部隊としての訓練を重ねる毎日を送っていた。息子のジョシは母の後を追ってカザルムで学びはじめる。そして、ジョシはエリンの決意に気がついてしまう・・・。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2011.11.26

  • リカ

    リカ

    最後の完結編に入りました。
    第7巻はまだ今年の夏に刊行されたばかり。
    表紙はリランの背に乗ったエリンでしょうか。
    エリンが小人のように小さくて、彼女の顔はリランの片目しかありません。
    大きさの比率がおかしくないかな?と思いました。
    王獣って、こんなに大きかったものでしょうか?そんなはずないですよね。
    2巻表紙の比率が正解でしょう。

    政治のうねりに飲み込まれ、もうどこにも逃げられないと観念したエリン一家は、真王の命令に従い、これまでの歴史の上で禁忌とされてきた、王獣を戦闘部隊にする仕事に取り掛かり始めます。

    将来は、母と同じ、獣ノ医師となることを選んだ息子ジェシ。
    まだ甘えたい年頃なので、侵入禁止地域にもかかわらず、王獣にかかりきりの母親の元へと、たびたびやってきます。
    子供には甘いエリン。母親とは育て方が全く違うのですね。
    よく大事件に発展しなかったものだと思います。

    第一巻から、過酷な運命に翻弄され続ける主人公。
    正直読み進むのがつらい物語ですが、それでもぐいぐいと引きこまれるのは、この物語世界が完全なるファンタジーとはいえ、とてもリアリティにあふれているからでしょう。
    特に、においの描写がリアルで、現実感たっぷりです。
    設定といい、作中世界を覆う宿命的な重苦しさといい、どこか『十二国記』を連想させます。 

    謎だらけの王獣の生態についての調査を重ね、ついにリランの子アルがつがいとなりました。
    さらに、真王セィミヤが王獣保護区に滞在し、エリン、エサルに続き、3人目の王獣使いとなる特訓を受けました。

    エリンは、歴史の秘密を知っているであろうカレッタ・ロウ(残った人々)に会って話を聞きたいと願っていますが、彼女が血を引く霧の民(アーリョ)たちは、かなり長らく登場していません。
    一体どこへ行ってしまったのでしょう?
    いつかは彼女も、彼らと対峙しなくてはいけない時が来ると思うのですが。

    この物語、次巻の「完結編 下」で終了するものと思いますが、この広大な物語が本当にあと一冊で集結するのか、いやとても無理ではないかと、今から気になってなりません。
    続きを読む

    投稿日:2011.10.28

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