【感想】青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(5)

上橋菜穂子, 武本糸会 / 講談社青い鳥文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • koishi-2018-bun

    koishi-2018-bun

    1〜4で一区切りついたエリンと王獣のドラマ。
     さらに、どんな展開になるのか?

    世界は広がり、登場人物もバラエティに富んで 展開も派手になってきました。
    次が楽しみ。

    2012/1/31 予約 2/4 借りる。 2/17 読み始める。2/22 一気に読み終わる

    → 獣の奏者(そうじゃ) エリン (月)午後7時25分 〜 7時50分 Eテレ

    内容 :
    「降臨の野(タハイ・アゼ)」での奇跡から11年後。
    ある闘蛇村で突然「牙」の大量死がおこった。エリンはその原因を探るよう命じられる。
    だが、「牙」の死の真相を探るうちに驚くべき事実に行きあたり…。

    著者 : 上橋 菜穂子
    立教大学大学院博士課程修了。専攻は文化人類学。川村学園女子大学助教授。
    「夢の守り人」で路傍の石文学賞受賞

    絵 : 武本 糸会

    ☆ 読んだ本とこれから読む本 pasoboのバインダー(本棚)
     獣の奏者 1 上橋菜穂子/作 闘蛇編 講談社 2006.11
     獣の奏者 2 上橋菜穂子/作 王獣編 講談社 2006.11
     獣の奏者 3 上橋菜穂子/著 探求編 講談社 2009.8
     獣の奏者 4 上橋菜穂子/著 完結編 講談社 2009.8
    → 獣の奏者(そうじゃ) エリン (月)午後7時25分 〜 7時50分 Eテレ
    TVアニメは、ここまで。 以下は続編です。

     獣の奏者 5 上橋菜穂子/作 探求編 講談社 2011.4
     獣の奏者 6 上橋菜穂子/作 探求編 講談社 2011.6
     獣の奏者 7 上橋菜穂子/作 完結編 講談社 2011.8
     獣の奏者 8 上橋菜穂子/作 完結編 講談社 2011.10

     獣の奏者 外伝 上橋菜穂子/著 刹那 講談社 2010.9
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    投稿日:2019.01.12

  • るこ

    るこ

    エリン30歳。
    前作から11年が経ち、新たな物語が始まった感じ。
    しかし、エリンはよく生き延びてるなぁ。

    投稿日:2017.06.25

  • 人生≒本×Snow Man

    人生≒本×Snow Man

    ますます深みを増す物語。知れば知るほど分かりやすい悪はなく、全てが人間の本性に根ざした、善でもあり、悪でもある性質によって動いている。まるでこの社会のようだ。牙の死、ヨハルの存在。

    投稿日:2014.06.27

  • sweetpea-noi

    sweetpea-noi

    なんだか歴史とか政治とか難しくなってきてしまったけれど、
    あとから考えれば大きな物語の中で必要な部分。

    エリンが思ったより年をとってしまっていて
    何かちょっと気になる。

    投稿日:2012.10.11

  • kokkomame

    kokkomame

    このレビューはネタバレを含みます

    降臨の野(タハイ・ハゼ)での奇跡から11年。エリンはイアルと結婚し、長男をさずかっていた。おだやかな幸せな日々は、ある闘蛇村で牙の大量死がおこったで一変する。エリンはその原因をつきとめる命をうけ、元黒鎧であったヨハルとともに、闘蛇村やヨハルの故郷などを訪れる。闘蛇の生態、王獣の繁殖、・・・リョザ神王国のあり方を左右する謎をとくため、歴史の闇に埋もれていた事実を探す旅に出る。

    王獣編から11年の時がたって、この巻ではほとんどエリンとヨハルの旅。闘蛇の大量死の原因を探ってゆくとともに、リュザが未だ安定しない国であり、王獣が、その政策の切り札として使われないよう、エリンは奔走する。(イアルや子どもジェシがでてこない〜)

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    投稿日:2011.11.26

  • リカ

    リカ

    まだ続きが文庫化されていなさそうだったため、児童向けシリーズの青い鳥文庫版を読みました。
    全ての漢字に振り仮名がついており、なんだか逆に読みづらく感じます。
    子供の頃には、読む時にこれが大きな手助けとなったものですが、今となっては、多重音声の映画のようで、ダブって意味を知覚してしまうため、煩わしささえ感じるようになりました。
    読み進んでいくうちに、すっかり気にならなくなりましたが。

    改めて続編を読んでも、使われている言葉の意味に多少解説がついているとはいえ、「腑分け」や「管轄区」など、子供からすると難しい単語が多いように思います。
    そもそもの作品世界も太古の歴史や現政治が絡んで、なかなかディーブで複雑なので、ついていけるのか心配になりますが、逆に子供だからこそ、多少難しい表現はとばしてでも、話を追えるのかもしれません。

    知らぬ間に、前作の最後のシーンから、11年がたっていました。
    少女だったエリンはもう30代。すでに夫も息子もいますが、話を読んでいる分には、特に年齢は感じません。
    表紙絵も、少女の絵そのままでした。

    表紙にエリンと一緒に描かれている男性は、夫かと思いきや、違いました。
    夫も息子も、回想シーンでしか登場しません。王獣のリランも。でも前回までのキャラクターは、みんな元気な様子です。
    表紙のヨハルが新しいキャラクターとして登場しました。
    隠居間際で白髪交じりという設定の割には、表紙絵も格好よく、ハン=ソロのようなイメージです。

    突然の襲撃に遭い、逃げのびるために、結局母と同じ禁忌をおかした彼女。
    母のように、子供を助けるためではなく、自分が助かるための措置でした。
    ただ、そのことで、エリンの子供は、母親を喪わずに済んだことになります。

    彼女たちを乗せて必死に泳いでいった野生の闘蛇。なんだか今回の描写は、一生懸命で可愛い感じがしました。
    まだ前半なので、話の途中。
    伝説や、古い歴史の謎がいよいよ解き明かされようとしています。
    闘蛇の大量突然死の謎や、特滋水が身体に及ぼす影響、そしてヨハルの巻き返しなど、後半の展開が気になります。
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    投稿日:2011.10.03

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