0
安田夏菜 / 講談社 (49件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
とまと
今生活保護世帯にいる子供たちに読んでほしい。 その子たちが、早くまともな大人に触れられますようにと願う。 図書館で本がタダで借りられるということすら、知らなければ子供たちには届かない。 樹希の目標「…今日のご飯を、国からお金をもらわなくても食べられる人になること」 自分の場合は「自分のお金で1日3食食べること」が目標だった。樹希ほどにはタフではなかったけれど、今はどうにかなってる。 どうかこの物語のように希望の持てる子供が増えますように。続きを読む
投稿日:2024.05.20
kuruko281
初めて安田作品に触れた きっかけはNHKのドラマ 誰にでもむこう岸はあるような気がする ドラマも素晴らしかったが、小説も素晴らしかった
投稿日:2024.05.15
moko
生活保護制度に対する現状や課題を問題提起してくれた本 二人の中学生男女(山之内和真と佐野端希)が軸となって、親からの学歴に対する過度な期待とプレッシャー、ヤングケアラー問題、家庭内暴力、外国人に対する…日本人の偏見、社会的弱者への周囲の対応等とても考えさせられる内容でした。 感情移入したわけではありませんが、読んでいて自然と涙が出ました。 文中にもありましたが、様々な制度というものは非常に分かりにくく、それを必要としている人達が理解困難なものが多い。しかし損をしたくなかったら、ちゃんと理解して利用しないといけないという話は妙に腑に落ちました。 扱っている内容は少し重いものですが、非常に読みやすく一気読みさせられたのは、ひとえに筆者の表現力の高さがなせる技だと思います。 大満足の一冊でした。続きを読む
投稿日:2024.05.14
かな
このレビューはネタバレを含みます
経済的には裕福な家庭ではあるが勉強を親から強要され家庭不和寸前の和真と、父親が不慮の事故で亡くなり母親も精神的な病気のため生活保護を受けながら幼い妹を抱えヤングケアラーと言う状況に追い込まれ未来に希望を持てなくなっている樹希。中学3年生の2人の邂逅が織りなす希望の物語。国や市が制定したものを知っている人がどれだけいるのか、実際自分が本当にその状況にならないとそういう制定された物があると言うこと自体知らないことが多いのではないか。多分にそういう実態を突きつけられたような物語でした。
投稿日:2024.05.11
おらおら
久々の一気読み。ドラマ化されたと聞き面白そうだなとおもって図書館ですぐに借りた。 うまくいかない事だらけのなかに幸せがポツポツとひかりだす。幸せって、生きてるってなんだ?
投稿日:2024.05.06
ばななサンド
児童文学ではあるが、生活保護やヤングケアラー、人種差別、毒親問題などをうまくまとめている。読後感は爽やか。 中高生に薦めたい本。
投稿日:2023.07.01
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。