【感想】藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 ドラえもん達との思い出編

えびはら武司 / 竹書房
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • deroderoh

    deroderoh

    まいっちんぐマチコ先生の作者が、藤子F不二雄先生のアシスタント時代の話を漫画にしたもの。

    ドラえもんが、最初人気がでなくて、打ちきりになりそうだったなんて、想像がつかない。

    TVも日本テレビ版が人気がなかったとのこと。
    オリジナル要素を入れてしまった日本テレビ版ってどんなだったのかなと。

    また、当時のアシスタントが藤本さん、安孫子さんのどちらの漫画のアシスタントをしても良いという制度だったというのが面白い。

    しかも、安孫子さんの人づきあいの良さから、安孫子さん側のアシスタントが大勢だったとか。

    今の、ドラえもんの位置づけからすると意外なことだらけ。

    ただ、当時の、ドラえもんがたくさんの作品の1つだった時代が、作者としては、すごい幸せな時代だったのではないかなと思った。

    晩年の藤本さんはドラえもんしかかけなくなってしまったことを悔やんでいたようで。

    ヒット作がでることの呪縛、寅さんの渥美清のようなもの、はどこにでもあるんですね。
    続きを読む

    投稿日:2020.08.09

  • sakujin

    sakujin

    「藤子スタジオアシスタント日記」まさにタイトル通りの内容だった。えびはら氏はまだ両先生が解散していなかった時代に藤子スタジオに入って、ドラえもんの最初期にも藤本先生のお手伝いをしていたようだ。アシスタントの視点から見えた仕事現場の日常的な出来事、思い出がとにかく多いが、先生のファンとしてはオフの過ごし方なんかも気になるところだが本書には情報はなかった。大長編ドラえもんの主題の豊富さにみるように、どうやってあれだけのネタの引き出しをストックできたのか知りたいがここにも答えは見つからなかった。ただ、ドラえもんは誕生直後から順風満帆で国民的な人気作になったのではなく、紆余曲折あったし一時は大変つらい逆風があったこともこれを読んで初めて知った。続きを読む

    投稿日:2019.02.10

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