【感想】アラビアン・ウエディング　～灼鷹王の花嫁～　【電子特典付き】

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命を守るためにオルジェ国第四王女として育てられた晴希
デルアン王国第五王子アルディーンは幼い頃に出会い恋した晴希を娶る
結婚することで晴希自身と晴希の母を救うという大義名分にアルディーン自身が苦しむ姿に深い愛を感じますねぇ。
お互いの初恋がお互いの境遇とに振り回されながらも、晴希が想いを素直に伝える姿が可愛いくて、自身の策略に追い詰められ余裕のないアルディーンも良かったです。
シャディールもアルディーンも溺愛スパダリ甘々で美味です！

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面白かったです。

ＢＬの王道、私の好きな設定そのもので、最後まで楽しめました。
身に迫る危険を回避するため、王子ながら「王女」として育てられた晴希が親友だと信じていたアルディーンは、実は近隣国の王子だった。アルディーンは晴希の「秘密」を知らぬふりをしていたが、実は彼を好きで手に入れたいと思っていたため、「王女」との結婚を実現させる。
男だとバレたらまずいと結婚前に逃げだそうとしていた晴希の前に、何故かアルディーンが現れ－。

晴希もアルディーンもお互いのことを想い合って、労り合っているところが良いですね。
アルディーンも晴希を手に入れるためには手段を選ばないと言いながら、本当に晴希の嫌なことをしていないと思います。よくＢＬにありがちな、嫌がる受けを責めが強引にという痛々しいパターンではないところも安心して読めました。

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