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石崎洋司, 平澤朋子 / 講談社 (7件のレビュー)
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総合評価:
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たが
ちょっと想像していたのと違ったので、点が辛くなってしまったかな。もう少しひとりひとりのエピソードを掘り下げてほしかったなと思う。
投稿日:2013.07.25
spreadwing
夢中になって読んだ。基本ファンタジーもカタカナ名前も苦手な私が、最初から引き込まれました。日常のすぐ隣にある、不思議で少しだけ怖い世界。この本に出てくる魔女は、子供の頃想像していた恐ろしいだけの存在じ…ゃない。もしかしたら魔女は私かもしれない、と思うと違う意味で怖い。読み終えてもまた読み返したいと思う。味わい深い作品。続きを読む
投稿日:2013.05.23
沙羅
魔女と関わる女の子たちの話をまとめたぞわりとくる短編四編です。 希望があるかも、と思わせておいて最後の最後に叩き落とします(苦笑) けど、登場する女の子達が、魔女に叶えて欲しいと願うものは、思春期?の…女の子らしい悩みばかり。『人魚姫』を彷彿とさせます。 悩んでるときに、もし優しく差し伸べられたら、誰だって良心に背いてしまうもの。恐い話ではあるのですが、どこか切なさも漂う、そんなお話です。子供に読ませるにはちょっと辛いかも?続きを読む
投稿日:2013.04.30
kokkomame
このレビューはネタバレを含みます
「黒魔女さん」の作者の本だ!・・・と、安易に読むべからず。明るく楽しい魔女の話ではありません。 しっかり、暗く、魔女らしい魔女の話です。 人間を呪う、りっぱな魔女になるための この世の果てにある学校。 そこにたどり着いた、四人の少女達の 四つの物語。 物語の入り方も上手い。 ピーターパンに出てくる、ネバーランドへの行き道の説明を ちょっと間違って・・・ 3月21日春分の日。エオストラ。:なにもかも上手くいかない少女アン(綴りはAnneではなく、Un,フランス語の1、の筈が、「不」のUn) 恋人の過去の姿が見えてしまう少女ジゼル。記憶の森に思い出を捨てらたら・・・ 7月最後の新月の日、ルーの祝祭(ルーナサー):古本屋でアルバイトしながら待っていた彼は、過去の因縁を持つ少年だった。彼を本の中に所有してしまう少女アリーシア。 10月31日。ハロウィーン、万霊節、死者の日。長い歴史の中で、ハロウィーンになってしまったガイ・フォークス・ディ(11/5)、サン・マルタン祭(11/11)、ソーウィン、・・・それらは魔女の儀式「サバト」にあわせたものだった。村のつまはじき者で、儀式の時に死においやられた少女シボーンは、魔女学校へやってきた。自分をはじき出した村での出来事の事実を知り・・・ イラストも美しく、しっかり暗く読めました。
投稿日:2013.02.15
灰色猫
不安、嘘、妬み―いろいろな負の感情が重なりあっています。 読んでいてモヤモヤしたり居心地が悪くなったりしますが、それでも目がはなせません。 「魔女」や「キリスト教」の実感は、日本人の、特に子どもたちに…はあまりないかもしれませんが、その程度の認知くらいで大丈夫、というか丁度いいのね。 だって、典型的な今時の日本人の女の子が主人公とか、読み手に近い設定だったら…かなり怖いです。怪談レベルです。 何しろそれくらい、闇が濃い話じゃないかなと思うから。 ファンタジーの世界の善き「魔女」ではなく、悪意の象徴としての「魔女」の活躍?はいっそ清々しく感じました。続きを読む
投稿日:2012.11.21
yukke
うーん ちょっと面白かったような 魔女学校に関係ある女の子たちの短編集 みんな普通の世界になじめてなかったり魔女狩りにあったりする 本屋の話が面白かったけど 後味びみょう 1こめの annが…unになる話が面白かったかな続きを読む
投稿日:2012.09.16
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