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タニヤ・シュテーブナー, 中村智子, 駒形 / 学研 (4件のレビュー)
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mutumi
いつもハラハラさせる物語だけれど チンパンジーが出てくる、今度の話はなんだかほのぼのとして良かった。
投稿日:2021.05.22
sakipapa65
私はこの本の題名をみたときに、なぜチンパンジーは笑うんだろうと不思議に思った。しかし、それには、オブスクラがチンパンジーが笑うようにむりやりさせて、自分が楽しむためにやっていたと分かってとても悲しいこ…とだなと思った。そして、泣いているイザヤをみてびっくりした。イザヤには、おじさんが悪いことをしたと分かっていても、自分が1人ぼっちになってしまうとずっと悩んでいたのだ。しかし、それでも、イザヤはきちんとした判断を最後にはできたのですごいと思った。続きを読む
投稿日:2018.06.01
やお
“開けはなたれた窓から入ってきた猫の表情はしんけんです。「お知らせしたいことがあります。わたくしの使用人が、さきほどから夢中になって、こちらの窓に向けてなにやら投げつけておりますわよ。あなたの気を引こ…うとしているのだと思いますけど」猫は説明しました。「使用人のとほうにくれたようすを、だまって見ているわけにもいかず、お知らせにまいりました」猫は前足でひげをなでました。「このさいですからもうしあげておきますが、あの使用人は、相対的に、能力がかたよっていますわね。それにひきかえ、新しい"缶切り"のほうは応用力があるともうしますか、使い道が広くて便利ですわ」 「新しい缶切りってなんですか?」リリはたずねました。 「新しい使用人ですわよ。新人は、日の出、日の入りの時間になると、きちんとお食事の缶づめを開けてくれますのよ。ごりっぱですわ」”[P.100] 4巻目。 地の文が良いのか、訳が良いのか、両方良いのか。表現が良いなと思ってしまう。 イザヤの描写とか良かった。 “リリはさびしそうに下を向きました。ふたりにはひみつができてしまいました。どうしてこんなことになってしまったのでしょうか? 「アームストロングの手がかりはまだつかめないの」リリはしょんぼりしながら言いました。「どこへ行ってしまったのかな」 イザヤはなにも言わず、くつひもをいじくり回していました。 「アームストロングがどうなってもいいの?」リリは思わず大きな声を出してしまいました。 イザヤは顔をあげました。とても悲しそうな、絶望的なイザヤの表情に、リリの胸が苦しくなりました。イザヤはなにか言いたそうです。でも、なにを言いたいのか、リリにはわかりません。イザヤはどうしてうちあけてくれないのでしょうか?なにがそんなにイザヤを苦しめているのでしょうか? ふたりはだまりこんでいました。”[P.162]続きを読む
投稿日:2014.05.19
kokkomame
このレビューはネタバレを含みます
リリアーネシリーズ4冊目。 今回の大きな事件は動物の密輸と虐待。イザヤの明るいおじさんがキーマン。リリアーナたちは傷ついた動物たちを救えるのか? 虐待については、リリアーネを敵対視してきたトリクシィ姉妹が虐待を受けていたとわかる。
投稿日:2011.09.17
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