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三嶋与夢, 孟達 / GCノベルズ (1件のレビュー)
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タカツテム
前巻で共和国編が終わったから、この巻から新章開幕するかと思いきや意外に箸休め回だった ちょっと焦らされたような感はあるけれど、本作って纏まった形で穏やかな日常回を描く事って少なかったりするからこれはこ…れで有りなのかもしれない この巻でメインとして描かれるのはリオンの兄であるニックスとドロテアの婚約話 ドロテアの態度はちょっと懐かしい感の有る王国の貴族令嬢らしい態度。勿論そんな令嬢と田舎貴族のニックスの相性が良い訳がない だから普通なら破談になったって可怪しくない話だったのだけど、リオンが余計な横槍を入れた為にまさかの成立へ(笑) これまでも、周囲に被害を生みながらも上手く回っていた事象に対してリオンが斜め上の方法によって横槍を入れた為に予想外の変化を見せた事象は多々有ったけれど、今回はその中でも最も奇妙奇天烈な変化だったかも ただ、今回は横槍を入れた相手が実兄であり親しいディアドリーの姉であり…… 一応自分が守りたい相手に対しては迷惑をかけないように立ち回るリオンにとって手痛い失敗となる事態に。これはこれで珍しい経験になったようで だからその後になんやかんや有ってニックスとドロテアの仲が良い方へ向かっていったのは本人達による意志が大きいね ドロテアに対し誠実に対応しようとしたニックス、初めて感じた恋の高鳴りに対して逃げなかったドロテア 勿論そこには貴族流の裏があったりするのだけど、当事者はこの世界において珍しいくらいの真っ当な恋愛結婚をしそうなのは良かったね ニックスとドロアテの恋話に続く形で描かれたのは幼いコリンの幼い恋心だね リオンとアンジェリカ、オリヴィア、ノエル。この四人による恋愛関係はコメディタッチで描かれる事は有っても、第三者の目線から真剣に描かれる事はあまりなかったものだから、コリンという世慣れていない存在から描かれるリオン達の姿、そしてリオンが覚悟しなければならない点に言及されたのは何だか新鮮かも というか、この巻においてリオンはいつになく凹む描写が目立つね。いつもは自分の落ち度が目の前に提示されても嫌味を駆使して逃げるけど、流石に家族相手だと勝手が違ったようで そうして終盤では新章へ続く問題が示されたのだけど…… クレアーレが実験対象にしていた彼って攻略対象だったのか!というか、いつの間にか女になってる(笑) これ、変な意味でとんでもない事態になってるのでは……(笑)続きを読む
投稿日:2021.07.22
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