【感想】なんでここに先生が!? 特装版(4)

蘇募ロウ / ヤングマガジン
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    感じ方は人それぞれだと思うが、私は、この男子生徒×女性教師のラブコメ、最高だ、と言いたい
    エロいからじゃない・・・・・あ、イヤ、エロいってのも大事だけど、何よりも、ストーリーが男心をくすぐる
    もちろん、こんなラッキースケベ、そう簡単に起こらないのは百も承知。女性からすれば、軽蔑に値するかも知れない
    けれど、男は誰だって、こういう夢を見たがる、バカばかりなのである。しかも、こんな美人と距離を近づけられるかも、と思ったら、色んな場所が膨らんでしまうだろう
    この(4)でヒロインを務めるのは、「絶対零度」と、基本的には褒め言葉じゃないワードが名前の上に冠されている立花先生
    どの教科の先生だろうか、と思って、手元を良く見れば、体温計を持っている
    つまり、保健室の先生である・・・・・・まぁ、ギリでOKだろう
    むしろ、保健室の先生の方が憧れるって男もいるだろうしな、うん
    押さえるべきトコは、しっかりと押さえに来ている、蘇募先生
    抑えていないのは、エロさだろうな
    週刊ヤングジャンプで大好評連載中の『夜明け前の静』も、青年誌の表現のギリギリを攻めている作品内容だが、こっちも負けちゃいない
    恋愛要素が入っている分、こっちの方が一撃の重さはえげつないかも
    ラッキースケベよりも、女性からしたら、主人公の生徒に、ヒロインが惹かれていく方が有り得んでしょ、と思うかもしれないが、その「ありえない」を私ら男は求めてしまうのだ。現実が乾いている男ほど、尚更に
    男子生徒も、ただ受け身なだけじゃなく、先生への気持ちを自覚したら、積極的に好意を伝えよう、と健気に頑張っており、その姿に男心は自然と震える
    この(4)のヒロインである立花先生は、「絶対零度」と称されるだけあって、無表情がテンプレ
    だけど、無感情って訳じゃなく、彼女なりに生徒と仲良くなろう、と試行錯誤はしていた
    それらのほとんどが不発に終わり、ますます、生徒から恐れられる結果になっていた訳だが、めげずに頑張り続けた事で、ついに運命の相手が現れた
    保健室の先生だからな、この場合は、小指を繋いでいたのは糸でなく、包帯であったかもしれない
    顔に出ない分、体の方は正直に、気持ちよい事に好い反応を魅せてくれる
    クールすぎる美人が恥ずかしがる、もう、最高すぎて熱くなる
    そんな田中の熱が、立花先生にも接触するたびに移っていき、彼女の中で田中はただの生徒じゃなくなっていく
    特別な人、それを確かめるための行動が実に大胆なとこも、可愛いな
    ハッピーエンドになっているトコも、男としちゃ嬉しい
    週刊少年マガジンで連載されている、『先生、好きです』が、ここ最近、ピンと来ない分、こちらが余計にグッと来るようになってきた
    しかし、いくら、私でもこれは立ち読みできない。自制心とコントロールには自信あるけど、さすがになぁ、ここまで作品の質が良すぎると、抑えられないと思う
    なので、コミックスが出るのを、首を長くして待った方が良い
    これまた、人それぞれだけど、私的には、特装版の方を購入する事をお勧めしたい
    フルカラーには、独特の良さがあるもんだ
    さて、次巻は、どんな美人教師が、男子生徒とイチャついて、私の荒んだ心を満たしてくれるのか、楽しみだ
    巻を重ねるほどに成長を感じさせてくれる蘇募先生だが、そろそろ、壁にぶち当たっても不思議じゃない
    しかし、蘇募先生なら、一枚目の壁くらいぶっ壊せると信じているし、今まで以上にパワーアップするに違いない、と期待している
    この(4)は、どれもキュンキュンが止まらないものばかり。その中で、個人的に一推ししたい回は、36時限目「射ワー」だ
    まず、サブタイトルからして、攻め過ぎである。しかし、読むと、これしかないよな、と思うモノでもある。漫画だけじゃなく、ライトノベルを読んでいても、時に思うのだが、こういう風にセンスのいいサブタイトルを思いつく事も必要なのだろうな、プロになるには
    気になり始めている相手に、自慰の瞬間を見られ、しかも、ハプニングからパイズリの体勢となって、射精まで持って行かれちゃう・・・・・・多感な時期である男子高校生としちゃ、中々に屈辱だ
    けれども、気持ち良さには抗えないよな、男として
    ラストも、「絶対零度」の立花先生だからこそ起こり得たもので、つい、笑ってしまった
    大丈夫だ、田中。例え、平均サイズじゃないにしても、腰使いや回復力で補える。イカせれば、何の問題もない!!
    この台詞を引用に選んだのは、佐藤のくせに、良い事を言うじゃないか、と感心したので
    やっぱり、イイ女と付き合っている男は違うねぇ
    気付いたら、好きになっている、それでいい。大事なのは、好きになったら、これまで以上に大切にするために努力を怠らないことだ
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    投稿日:2018.06.15

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