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如月新一 / SKYHIGH文庫 (3件のレビュー)
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総合評価:
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no_identify
このレビューはネタバレを含みます
日常の謎系はやはり安心する。 文化系の部活が中心にでてきて、スポ根にならなかったのは自分の高校時代となんとなく重なるなぁ。放送部の部室とかちょっと懐かしい。 それはさておき、高校とか若い世代が中心となる舞台をフィールドした作品は、どうしたって集団にそぐわない賢いやつがでてくる。今回の作品は、主たる登場人物がみんな結果的に賢いというちょっとイレギュラーな感じ。もちろんその賢さ担当を最初から担っていたのは主人公だけど、意外と彼も踊らされていたのではなかろうか。神の立場たる人はいないけど、周りにいた3人の女性たちは相互作用的に彼の高校生活を「青春」たらしめるために、彼の賢さを青春へのエネルギーに変換させた。彼自身が自覚的にそう動いた。 本作はミステリーとして楽しむというより、やはり青春物語なんだろうと思う。日常の謎はあくまでに「日常」だし、日常であるからこそ、謎を解いていくプロセスに中高生の日常である友情・恋愛的なアオハルを絡ませることで、いわゆる三幕構成的にストーリーが展開される。 灰色の高校生活を送った自分としてはそうした高校生活も悪くないと思うけど、やっぱり青春は棒には振りたくない(笑)。なので、こうした物語でなんとか代替するということになるんだな。
投稿日:2022.10.28
nagisaboys
Twitterで流れてきた表紙イラストに目がとまり タイトルにひかれて読んでみることに。 氷菓やハルチカの系列なので気軽に読めて楽しめました。 こういう青春学園ミステリーは時々読みたくなる。 続編にも…期待したいところ。 内容は…高校での新生活始まり、部活選びに悩んでた好奇心旺盛な主人公が、女の先輩とともにトラブルに巻き込まれながら学内の謎を明かしていくストーリー。 色の名が入った6篇のエピソード。続きを読む
投稿日:2018.05.13
SKYHIGH文庫編集部
トラブルメーカーの先輩と共に、学内に散らばる謎に挑む! 高校に入学した森山深緑は、中学時代を無為に過ごした後悔から高校では部活動に打ち込み青春を謳歌しようと意気込んでいた。しかし、しっくりくる部活が…見つからず悩んでいると、噂で『隠れ倶楽部』なるものがあることを知り、好奇心から真相を確かめようと調査を始める。そこで出会った二年 生の水縞白亜に、自分は隠れ倶楽部の部員だと告げられ入部課題を出される。訝しみながら課題をクリアするも、その中の『青春を棒に振る』というジンクスを知らずに実行させられてしまい――。 SKYHIGH文庫賞 受賞作!続きを読む
投稿日:2018.03.16
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