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草野たき / 講談社 (17件のレビュー)
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総合評価:
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すい
女の子のお話。当たり前に、順調に進んでいた毎日が、ちょっとしたことでつまずいて崩れていきます。「友だち」と「友だちっぽい」もの。「恋」と「恋のようなもの」。そして家族。思い出の中に未来を求めようとして…も思い出は過去のもの。未来がほしければ、本音と努力が必要。せつない。酸っぱくって苦しいけれど、暖かい気持ちになりました。また時間を置いてもう一度読みたいなと思わせられる一冊です。続きを読む
投稿日:2020.05.07
うたかた
律子は泣き出しそうになるのを懸命にこらえながら、なんて必死だったんだろうと思った。そして、その小さな子供たちを愛おしいと思った。
投稿日:2015.03.16
Aaa**
すごい、ものすごいチクチクする物語だった。 あなたと友達じゃない。 これは本性じゃなくて偽りだよ キミに優しくしてたのはあいつがそれを不快に思うから いなくなって清々した 好き、嫌い、友達、恋愛、幼…馴染、離婚、引越し、再会、あの頃、そして今。 意地悪いなと思うけどこれが現実にちかいのかな。綺麗事なんだろうね。思い出は美化され、過大される。いろんな意味でも。 ふらふらとしてる律子は一般の女の子像にとても近い。完璧なタクミと、美しく優しいケイ。律子に優しくしてたのはタクミが悔しがるからだよ、とケイに言われる。恐ろしい。 子役上がりのクラスメイトヒロミに律子のこと友達だなんて思ったことないし、律子だってそうでしょ。律子はわたしのファンなだけ、とか 受験生。15歳。あの頃のわたし。ぐらんぐらんな時期。ラストのヒロミとの友達になろうで締めてくれてすごく救われた。よかった、良かった。 すごいリアルな15歳の物語続きを読む
投稿日:2014.12.25
かえる。
感動 律子成長したなと思った 自分の感情に名前を付けるのってすごく難しいなと思った 律子と浩美がずっと仲良くしていられるといいなと思う
投稿日:2014.12.09
chobi2go
思春期の子供達の素直になれないもどかしさ。 私にはもう無い不器用さ。 登場人物みんながじれったいけど、そんな経験をいっぱいして大人になっていくんだな…と思いました。
投稿日:2014.05.27
まりえ
読み始めて、ティーン向けの恋愛小説かと思ったら、いい感じに騙された。14くらいの「ふつう」女子にお勧め。 腐な人には、まったく通じない種類^^;)))かな? 友達、恋人。 私たちの中には言葉が先に入…ってくる。 そしてたいてい言葉があることで満足して、満たされたつもりになって日々を過ごしていく。 やがてある時、言葉と実質の違いに気づき始めて戸惑うんだ。 いろんな感情の一つ一つと、いやでも向き合わなくちゃいけない時が来る。(それに気づかないまま大人になる人も多いよな) ああ、思春期!!!続きを読む
投稿日:2014.01.16
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