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竹中平蔵, 大竹文雄 / 東京書籍 (2件のレビュー)
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グリエルミンピエトロ
エビデンス、エピソードの違いについての論議がとても面白かった。また問題意識に対する法整備がどのように進んでいくのかという部分で、政治にスピード感がないと言われる理由が分かった気がした。最後に”パブリッ…クインテレクチュアル”の不在が指摘されていたが、確かに一時期の池上彰さんが様々なメディアで”無双”していたのは「わかりやすく説明する」ということにあったということを思い出した。しかしながら、どんな人も全てにおいて知識を持つわけではないので、同じ物事でも視点によって見解が異なるということを受け入れるとともに、情報を受け取る側が各情報に該当する分野の専門家の意見を聞くことと、専門家側からも概要や重要なポイントがわかるように伝える努力をするという双方の視点が必要だと思った。 (簡潔にわかりやすく説明するということが、専門分野になればなるほど難しいのではあるが…/言うは易く行うは難し) 少なくとも自分が情報を伝えたり受け取ったりする際にはこういった観点を欠かさないようにしたい。続きを読む
投稿日:2022.01.27
deki
「エビデンスかエピソードか」 今の社会の動きはまさにエピソード重視になっています。 僕自身仕事をしていく中でエピソードの方が説明しやすいのでやってしまいがちですが本当はエビデンスに裏付けされた説明にな…らないといけないと反省してます。 「社会還元の1つの方法が本を書くこと」 本を書くという大それたことではなく仕事の中で言語化されていない部分を言語化していくだけでも価値があるのかなと思います。 それを次代に繋ぐことができたら僕の目的の1つは達成されます。 「給付型奨学金の是非」 竹中先生は給付型に否定的で大竹先生は全て給付型にするのではないものの給付型のメリットを書かれていました。 前提として高等教育(大学等)は投資効率が良いということになっています。 ただ個人的には投資効率にはバラツキが大きいと思います。 国公立といわゆる全入で入れる大学では投資効率が全然違うのに同じ土俵で語ってるように思います。 そういう意味では貸す側がAIでどの大学に行くかで投資効率を見極めることができるようになるのかなと思います。 本書は竹中先生と大竹先生の共著です。 読み応えがある本ですがオススメの一冊です。続きを読む
投稿日:2020.01.06
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