【感想】ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか ロックとキリスト教

島田裕巳 / イースト新書
(2件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • nobu2kun

    nobu2kun

    『#ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか』

    ほぼ日書評 Day280

    評価の分かれる一冊(あえて★付けず)。

    純粋な読後感としては「面白い本」、一般には既存の権威を否定したと認識される(初期の)ロック音楽に通奏低音のように流れるキリスト教の息吹。年配者が眉をひそめたとされるエルビス・プレスリーや、元々ユダヤ教徒のボブ・ディランに関する記述は、初耳かつ得るものも多い。
    ロックンロール始祖の1人、リトルリチャードは、最初のヒットの後、しばらく牧師に専念。ゴスペルを歌うことに没頭し、愛の対象であるYou=神に他ならないエルビス・プレスリー。ユダヤ教とキリスト教の狭間で揺れるユダヤ人としてのボブ・ディラン等といったエピソードである。

    一方で、ジョン・レノンの名を語ったタイトルから期待されるものに対しては「星ひとつ」評価になるだろう。
    全250頁中、ビートルズ(ジョン・レノン単独ですらない)関連の章は50頁に満たず、「なぜ?」の問いに対する回答は全く提示されないに等しく、タイトルは詐欺まがいと言わざるを得ない。サブタイトルの『ロックとキリスト教』では全く売れなかったと思うが、(おそらくは編集者の)出版人としての矜持に関わる問題である。

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07B485RP9/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=nobu2kun-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B07B485RP9&linkId=06b219f9c8300b50eb4275931227df2c
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    投稿日:2020.11.24

  • marcopolo

    marcopolo

    内容は納得するし理解出来るが、ロックがキリスト教を前提としているというのは納得出来ない。
    また、タイトルにある「ジョン・レノンは、何故神を信じなかったのか」は、1章だけであるし、何故信じなかったのかの考察は薄い。続きを読む

    投稿日:2019.06.23

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