【感想】夢みるチョコレート工房――働く喜びをつくるということ

伊藤紀幸 / ウェッジ
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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ブクログレビュー

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  • musamika

    musamika

    賃金の安さで働き甲斐をなくす気持ちは
    よーくわかるし 身につまされてるので
    障碍者の福祉という観点にとどまらず
    共感できた本でした

    投稿日:2020.01.21

  • さなぴ

    さなぴ

    息子さんが障がい児として生まれてきたことをきっかけに、障がい者の雇用の場を創出し、全国平均月額1万円台という厳しい現実を踏まえて工賃アップを実現するミッションのもとショコラボを立ち上げた。
    ・自信のないメンバーもゆっくり着実にできることを増やしていく。できないことにフォーカスせずに、できることに着目するのがルール。そして、極力いろいろな仕事についてもらうべく、細やかなジョブローテーションを心がける
    ・人間の究極の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされること
    ・工賃アップを目指していたが、世の中には色々な立場、障がいの方がいる。だから、目指すべき方向も、正義への価値観も違うと気づいた。
    ・親族やヘルパーさんたちにありがとうを言う側の人生を過ごしてきた彼ら彼女らに、世間からありがとうを言ってもらう側に立ってほしい。
    ・組織は成長ステージによってバリエーション(変化)→セレクション(選択)→リテンション(維持)というメカニズムを経験する。セレクションとリテンションでは、組織は同質の人材をそろえがちになるが、成長が一巡するとバリエーションに戻るため、ダイバーシティが注目される。
    ・性別、国籍、年齢、障がいの有無などデモグラフィー型の人材多様性により、一定の効果も生まれるだろうが、より重要なのは、実際の業務に、必要な能力、経験の多様性ということになる。
    ・障がい者の多様性を活用しながら、自社のCSR活動の一環としてCSV(社会問題を企業の事業戦略と一体のものとして扱い、企業の持つスキル、人脈、専門知識などを提供しつつ、事業活動として利益を得ながら、社会問題を解決、企業と社会の双方がその事業により共通の価値を生み出すこと)を推進していくとよいのではないだろうか。
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    投稿日:2019.12.26

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