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安東みきえ / 講談社 (13件のレビュー)
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ノンストップヒデキ
世の中は、目に見えるものだけでできているわけじゃない…という一節がありました。ホッとしますね。嬉しくなりますね。
投稿日:2023.04.07
ほんのむし100
子どもと大人の境の ピリピリした思春期の感覚と 軽いオカルトのような メルヘンのような その辺のブレンド感がとても良かった こども古本店ツナギ畑本店にて購入
投稿日:2022.07.07
mofu
このレビューはネタバレを含みます
世界は見えているものだけでできている訳ではない。 不思議な世界は我々のすぐ側にある。 昼でも夜でもない夕暮れ時、異界との境界が薄れ、この世のものでないものに出会うこともある。 亡くなった祖父がお別れを言いに来たり、悲しい伝説の二人が数百年の時を経て幻となって甦ったり。 悩める中学生・灯子の周りで起こる、ちょっと不思議な出来事を巡る連作短編。 確かに私も、学校帰りの夕暮れ時は少し寂しい気持ちになることがあったっけ。 いつもは友達と帰るのにたまたま一人で帰る時など、頼りなくて訳もなく怖い気持ちに負けそうになったり…。 灯子の大好きな叔父さんが遺したマグノリア(木蓮)は、白くて丸い花に清々とした香を漂わせながら静かに灯子を見守ってくれている。 「灯子、おぼえておきなさい。見えないってことはいないってことにはならないんだよ。きれいな魂を持ったものたちがいつもおまえを見ているのだから」 懐かしさと優しさに包まれた物語だった。
投稿日:2017.12.24
Sirokuma
いつもより少しだけ優しい気持ちになれた。これまでより少しだけ不思議を信じられる気がした。 素晴らしい読書の時間でした。
投稿日:2015.08.07
なおこ
ずっと気になっていた表紙。装丁を見るとセキユリヲさんでした!YAにもこんなおしゃれな装丁の本が出てきたのか~と感慨深い。嬉しいよね、私が中学生だったら、こういう本、小脇に抱えていたい。 家族や友達同士…の会話が好きでした。「見えないってことはいないってことにはならない」「おまえの幸福を願っているものたちが、いつもそばにいる」というおじいちゃんの言葉が生きるように、全てのお話がファンタジー。と思ってしまうのは、大人になったからか。小さな頃は不思議な世界に生きれていたのかな、いや、そんなこともないか。私は「千と千尋の神隠し」の始まりと終わりの空気、言うなればたそがれどきのようなあの感じがとても好きなので、楽しめました。抵抗ある人はあるかもなぁ。 ★3.5続きを読む
投稿日:2012.09.11
tarchaaa
中学生や高校生のころにぶつかった突然なそして漠然とした不安を思いだした ああ、あのときああすればよかったなあ、なんて思うことを主人公は不思議な現象に助けられ実行されていくから胸がすかっとした ムーミン…の曲を聴きたくなった続きを読む
投稿日:2012.05.02
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