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門司柿家, toi8 / アース・スターノベル (2件のレビュー)
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総合評価:
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goya626
冬の間、オルフェリンでベルグリフ、アンジェリン、シャルロッテ、ビャク、カシムの5人が一緒に住むことになった。凄く温かで楽しい雰囲気。勿論、そこへミリアム、アネット、マルグリットが絡んでくるし、不思議な…ギルねえさんやギルドの人たちも加わる。いいね。マリアから、魔王やとんでもない魔導士のシュバイツの話がもたらされ、不穏な空気も出てくる。春が近づき、一行はトルネラに帰ることになるが、一緒の馬車になった冒険者のヤクモとルシールがなかなかの味を出しながらも怪しい。とにかく暖かくて面白い物語だ。続きを読む
投稿日:2023.08.26
clamamus
このレビューはネタバレを含みます
シャルロッテの贖罪に一つの区切りが付く5巻である。 彼女の贖罪はこれからの人生、これからの物語でも続いていくのだろうが、この5巻でのトルネラへの旅路で(特にボルドー伯への謝罪で)一つの区切りが付いた形だろう。 ストーリーラインとしてはやや地味な巻で、剣戟が火花を散らすような展開は今回はお休み。 カシムが加わってのオルフェンでの生活から始まり、ボルドーを経由するいつもの旅路を経て一同でトルネラへと帰郷する物語である。 その中での焦点は、上でも書いたようにシャルロッテの罪の清算。彼女を付け狙う追手のヤクモとルシールが、その上で重要な役割を果たしている。 加えて彼女らは、ベルグリフが求めていた覇王剣についての情報を所持していた。大きな物語を突き動かす準備になるだろうポイントである。 この作品らしい滋味のある文章でしみじみと描かれた合間の巻である。 魔王相手に大立ち回りするのもいいが、娘のドレス姿に感涙する父を描くのもまたこの作品のらしい姿には違いない。 評価としては星四つ半相当としているが、作品のらしさは継続的に健在である点は指摘しておきたい。
投稿日:2019.07.17
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