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門司柿家, toi8 / アース・スターノベル (2件のレビュー)
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総合評価:
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goya626
アンジェリンはお父さんのための嫁探しを開始。そのうちあのシャルロッテとビャクを見つけて面倒を見ることになる。とんでもない厄介ごとが付いてくるのだが。一方、ベルクリフの家には冒険者ダンカンとエルフ二人の…居候が増える。こちらでも厄介ごとが待っていた。さらに居候というか家族が増える。物語の組み立てや文章が上手くて、どんどん読まされる。続きを読む
投稿日:2023.08.24
clamamus
このレビューはネタバレを含みます
父・ベルグリフの(婚活の)ためにアンジェリンが奔走する三巻である。 相変わらずファザコン的愛情が暴走しているアンジェだが(笑)、この巻では先の巻の後始末的にシャルロッテ&ビャクのコンビに出会い、彼らの面倒を見ることで自身の未熟さを知る経験を得ている。 一方のベルグリフは(娘があちらこちらで自分の結婚相手を探していることなど露知らず)、彼の村へ現れた二人の異人を迎えながら、森で異変を起こしている魔王の残滓と対峙している。 二人の物語はここでは交わらないが、トルネラとオルフェンで出会いを得る二人の姿が描かれた巻だった。 派手な展開はなくとも読ませる、相変わらず優れたシリーズだ。今回も星五つで評価したい。 二人の生活をいま少し綴った書き下ろし「村の暮らし、都の暮らし」や、三人娘のひと時を描いた初回盤特典「大波、小波」など、書き下ろしも充実している。 良い書籍化が続いている。これからの物語にも期待したいところだ。
投稿日:2019.03.17
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