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井上真偽 / 講談社文庫 (191件のレビュー)
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リュウ
ミステリー好きの人にはぜひ読んでほしい作品です。 「考えられうるあらゆる可能性を否定する」という手法で謎を解いていくのがとても斬新でした。 中国語や宗教の専門用語とかが多く出てきて少し難しいなと思…ったところもありますが、それを覆すほどの内容でした。続きを読む
投稿日:2024.05.19
kurukurukenken74
「アリアドネの声」が良かったので、同じ作家の作品を手に取ってみた。 「奇跡は実在する!」と、その証明に人生を賭ける青髪の美しい探偵。しかし、その信念に見合う収入はなく、彼は金銭的に困窮して、金貸しの…フーリンに多額の借金を抱えている。フーリンは美しい長身の中国人女性で、かつては中国裏社会で恐れられた残忍非道な人物。現在は引退しているものの、その影響力は健在だ。 癖の強い登場人物が次々と現れ、(ダイナーを思い出した)どのキャラクター達もそれぞれ魅力的だったが、特にこのフーリンが良かった。彼女の語りと、他の登場人物とのやり取りは聞いていて(読んでいて)楽しくて痛快だった。 内容的には斬新で、興味深い題材だったが、正直私には読み辛かった。 中国の単語が多くて頭に入らず、主人公の探偵に感情移入も出来ず…続きを読む
投稿日:2024.05.18
ぴ
「このようなことが起こった」という通常のミステリとは逆に、「このようなことが起こったはずはない」と証明する否定のミステリ。 起こり得る仮説を否定する論理は極めてロジカルであり、ある程度正しいのだろうが…、それをさらに否定する説明もおそらく無限にある。それを覆い隠し煙に巻くような外連味溢れる展開や文章が自分好み。 衒学的なところは麻耶雄高へのリスペクトを感じる。続きを読む
投稿日:2024.05.05
The武藤
面白い話ではありましたが、最後の方に関しては頭の中で整理するのが大変で、読むのに疲れました… と、色々な人が出てくるのに少し勿体無い気がしました。
投稿日:2024.04.22
リーベル
怪し気な宗教団体で起きた集団自殺に一人の生き残りが しかしそこには逆密室と不可能殺人があった これは巧妙なトリックかはたまた奇跡なのか 探偵はあらゆる可能性を否定できれば奇跡が残ると言う 次々と繰り出…されるトリックを片っ端から否定するスタイルは斬新なミステリー作品だ 続きを読む
投稿日:2024.04.11
いのいの
難しい言葉や中国語が多々出てきて、個人的には、読みにくかったように感じました。世界観が好きな人は好きだと思います。漫画化したら面白いのではないかなと思いました。
投稿日:2024.04.10
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