【感想】コンセンサス・ビルディング ―使える! 合意形成術

小倉広 / 日本経済新聞出版
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    hirocs

    ”リーダーに向けた「コンセンサス形成の指南書」。
    コンセンサス・ビルディングの5つのステップ、メディエイターの3つの機能。

    メディエイターは触媒であるべきには納得だが、リーダーと触媒は兼ねられるのか。Yesだとすれば、どんな風にモードチェンジする?

    <キーフレーズ>
    ★図表2-1 コンセンサス・ビルディングの全体像(p64)
    ・5ステップ
     ビフォア1
     ・ステップ1:アサイン(指名) ※人の指名以外に、「基準」(利害)の指名が重要
     コア3
     ・ステップ2:ブレスト(拡散) ※WIN-WIN原則(相手の利益も満たす意見を出す制限枠)
     ・ステップ3:ドラフト(試案) ※叩き台は複数作らない!
     ・ステップ4:リバイス(修正) ※全員参加で行う
     アフター1
     ・ステップ5:モニタリング(測定) ※分担、指標、スパン
    ・メディエイターの3機能
     知見付与(ファクト・ベースト) ※データ、事例、規定、権威者の意見
     予見付与(フィード・フォワード)※結末を予見して伝える
     承認付与(アクノリッジメント) ※「いいですねぇ」「なるほど、その手がありましたか」

    ・知見付与
     「あったらいいな」をリスト化する

    ・ノット&ネバー
     「合意できない人はいますか?」「絶対に合意できない人はいますか?」

    <抜書き>
    ・大切なのは、決裁者の目線に合わせて、一端山の頂上からふもとまで下山すること。そして、その後で、決裁者と一緒に1合目から山を登り直し、全プロセスを(たとえ早回しであっても)共有することです。(p17)

    ・コンセンサスビルディングを使った場合の会話例(p56-)

    ★まさにメディエイターは「触媒」のような存在です。(p64)

    ・図表3?3 手段・目的連鎖(p88)
     上位目的に対する手段はより下位の手段にとっての目的となる。目的と手段は連鎖する。
     より上位の目的にさかのぼって「基準」をアサインするとコンセンサスを得やすい。下位の手段ベースで「基準」を設定するとコンセンサスが得にくくなる。
     ※あーーー、これな。 ★上位目的から基準をつくる




    <きっかけ>
    ・小倉広さんからの新刊案内で購入。※なぜか新書サイズの「日経文庫」(^^)
    ・積読だったけど、社内である新規施策をすすめるために…。”
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    投稿日:2019.08.15

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