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大竹文雄 / 中公新書 (24件のレビュー)
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Takac.M
メモ用 怒りは不確実な事でも、より確実に生じるように感じ、周囲の事を自分で統制できるように感じる。未知の危険や恐ろしい危険を感じなくなる。その結果リスクのあるものを受け入れてるようになる。 ※問題…の責任が他人にあるように感じる傾向にあるように感じる。 利益傾向志向に落ち入る。 恐怖の感情 不確実性を大きく感じ、自分で統制している感覚が減少する。その為、リスクに対して、回避的な行動を取る。直感的な感情ではなく理論的意思決定を用いる傾向にある。 悲しみ 自分で統制する感覚を減らすうえ、利益志向的になり、短期的視野を持つようになる。他人を信頼しなくなり他者との協力も減ってしまう。続きを読む
投稿日:2022.05.06
ghostrider
行動経済学の小ネタと社会問題への経済学的アプローチ。 競争と協同は二律背反ではない。行為者,行為階層と時空間の違いを考慮する。競争や協同の言葉が表す内容が多岐にわたる。競争や協同は目標達成の手段。競争…の仕方や協同の仕方というのはどこで学ぶのだろうか。こんな風に競争しなさいや協力しなさいなどと教えられることは少ないのでは。部活ではありうるか。協同の価値観が浸透しないのは明確なポジティブフィードバックが得られないから?公共の福祉みたいなものか。続きを読む
投稿日:2021.06.05
hiroo1969
大竹先生の著書は『行動経済学の使い方(岩波新書)』に続いての読了。冒頭から大好きなマイケル・ジョーダンの逸話で競争社会の意義が腹落ちした。 家電量販店、司馬遼太郎、利他的感情、放蕩息子の定理等々、世の…中に溢れている事例から行動経済学をわかりやすく学べる。 「教育投資によって私たちは将来豊かになれるということが、私たちの共通認識になれば、そのための税を負担することへの抵抗もなくなるのではないか(p219)」 大学人のひとりとして、これには強く共感する。より良い日本社会のために。続きを読む
投稿日:2020.11.08
deki
信頼と経済成長 経済成長は相互信頼と強い相関関係があるそうです。 「情けは人の為ならず」 日本人のある年代を境に意味が変わって理解されてるようです 危険ですね 他人への信頼があるから人の為に動けるんで…すよね。 まあ個人的には僕が人の為にするのは回り回って社会が良くなると思ってるからです。 信頼こそが経済成長の基礎なんやと思います続きを読む
投稿日:2020.04.06
有井 努 Tsutomu Arii
「競争社会」と聞くと、現在の格差社会を生み出している諸悪の根源のように 言われますが、この本を読むと考え方を改めることになります。 例えば運動会で徒競走の順位づけがされなかった教育を受けて育つと「利…他性」 が低くなり、他人を思いやる心がなく、やられたらやり返すという価値観を持つ 傾向が高くなるそうです。 競争の中でもしっかりとした「ルール」があり、そのルールの中で競えば健全な 社会になるということを学べる本です。 中でも印象的なのは、マイケルジョーダンはメジャーリーグの「競争」で敗れた がゆえに改めてバスケットボールという自分の居場所を見つけることができた というくだりです。 これをを聞くと、競争が自分の長所を知る手段とも言えると理解できます。続きを読む
投稿日:2019.03.13
gaigai1020
行動経済学の視点からいろいろな事象を説明している。人は、理論としてはわかっているがその通りの行動はとらない。それをうまく利用し、社会を変えていこうとすることは大切であると思った。
投稿日:2019.01.06
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