【感想】妖怪マッサージ 3

忌木一郎, 押切蓮介 / ヤングチャンピオン烈
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
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ブクログレビュー

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    ありゃ、この『妖怪マッサージ』も(3)で完結か
    結構、残念だな
    人間が研鑽してきたマッサージの技術を、妖怪に使うって設定とストーリーは面白かったから、もうちょい、長続きさせても良かったんじゃないかな
    けど、この(3)で見事に話がまとまっているのも確か
    忌木先生には、この経験を次回作に、しっかりと活かしてもらいたいもんだ
    次は、押切先生の力がなくても、きっと面白い作品にできるはずだ、と信じている
    次回作も、この『妖怪マッサージ』のような、エロさが強いコメディの方が良いんじゃないだろうか
    忌木先生が、何を描きたいか、それは先生自身にしか分からないにしろ、ファンとしちゃ、先生と相性が良いのは、エロコメディだろう、と思う
    人の男とモンスター娘の様々なカップルがイチャイチャする、恋愛短編集とか読んでみたいトコだ
    最初から最後まで、テンションとクオリティが高く、押切イズムが全開だった『妖怪マッサージ』を描ききった忌木先生の、成長した実力なら、ラブコメもいけるはずじゃないかな
    妖怪を揉んで癒す、当初は戸惑っていながらも、次第に、その仕事に遣り甲斐を掴み出し、使命として受け入れた圧子さんも、忌木先生に負けないほど、ストーリーが進んでいくごとに成長していた
    しかし、地獄へ落とされた上に、仏の加護で、人ならざる存在の領域に到ってしまったのは想定外だった
    仕事が、単なる金を稼ぐ手段でない者が辿り着ける境地だな、こりゃ
    仕事がキツく、不安になる事があっても、自分の気づかない内に、血肉になっている事はあるのかね
    エロエロしいコメディではあったが、仕事に対する姿勢について考えさせる深さもあったな
    やはり、次回作が楽しみだ
    完結巻も、結構、インパクトのある回ばかり
    その中から、シンプルに笑撃的だったのが、19揉み「化け狸」
    ちょっとばかしアウトな内容な気もするが、個人的には嫌いじゃない
    掃除と脱臭、それは大変だったんだろうなぁ
    圧子ちゃんは学んだに違いない、金玉に刺激は与え過ぎちゃいけない、と
    この台詞を引用に選んだのは、ナイスツッコミ、と拍手を贈りたくなったので
    煩悩塗れで、頭が空っぽのエロ坊主だけあって、実に澄んだ音が鳴ったもんだ
    打たれた精間の面も、よりムカつくもので良い
    ただ、ケチを付ける訳じゃないにしろ、どうせなら、“パイ”ルドライバーを決めて欲しかったな
    個人的に好きなのは、クロスアーム・パイルドライバーなんだが、おっぱい好きの精間へダメージを与えるなら、男色ドライバーの方が適してるか?
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    投稿日:2018.12.13

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