【感想】「めんどくさい」がなくなる脳

加藤俊徳 / SBクリエイティブ
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
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ブクログレビュー

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  • ミケランジェロ

    ミケランジェロ

    めんどくさいと思う事でも引き受けないと行けないことがしばしばあります。
    そんな時でも負の感情に支配される事なく淡々とこなせるように!と手に取った本でしたが、
    意外と奥深い内容でした。

    『体が衰えても脳は死ぬまで進化し続ける。
    未熟のままで生まれ、未完成で死んでいく。』
    『めんどくさいは自分の新しい一面に出会うチャンス=可能性を広げてくれるもの⭐︎』

    脳が進化し続ける事は知っていましたが、未完成のまま死んでいく…そう思うと重荷に思っていた事も流れる水の如く自然のままに〜と受け入れる心の器が出来た気がします。
    めんどくさいと思う時は脳が成長したがってる時。どんど進化したいものですね。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.01

  • 森 翔大

    森 翔大

    「めんどくさいと思うこと=脳が成長の機会」だと、捉える方法を示している本。「めんどくさい」が脳のデフォルトは、なにかどこか愛おしい。脳は複雑ではあるものの単純な一面もある、そんな可能性を感じさせる。
    行動を起こす前の「めんどくさい」は、先が見据えられなかったり、手段がわからないことがトリガーになっているが、まずやってみることで一度脳の回路がそれを覚えて、次同じ行動を起こすときにスムーズに稼働することがわかった。めんどくさいと思ったことは「まずやってみる」ことが、ある種脳が喜び、私たちを喜びに導くひとつの手段だと思えた。続きを読む

    投稿日:2023.04.07

  • Radio_D

    Radio_D

    最近、全てがめんどくさいと感じてたが、脳からのメッセージなんだと理解した。具体的な改善策が書かれていたので、実践してみたい。まずは、めんどくさいと思考停止するのではなく、深堀りをしてみたい

    投稿日:2022.02.13

  • kuma0504

    kuma0504

    自らを遅筆堂と呼んでいる私ですが、少し楽になりました。

    めんどくさい、それは「脳のクセ」です。
    ・起動に時間がかかる
    ・一度休むと、起動にものすごいエネルギーがいる。
    ・疲れている時、眠い時、不機嫌な時は処理能力が低下する。
    ・新しいこと、苦手意識のあることの処理速度が落ちる。
    コレはつまり、貴方の脳の初期設定です。(2p)

    そうか!クセなのか。
    しかも、脳だけは身体の中で、80歳になっても新しい習慣を学べるらしい(周り見てもそういう人はいる)。
    コツは4つだけ。
    ・脳みそくんの声に耳を傾ける。
    ・嫌がる時は作業させない。
    ・行動する出口を作ってあげる。
    ・大好きなご褒美をたくさんあげる。

    もちろん、簡単なことじゃない。ホントのめんどくさい原因を突き止めるのが一番めんどくさいかもしれない。
    パソコン立ち上げるのがめんどくさいのか。
    足下が寒いのがめんどくさいのか。
    資料が集まりきっていないからか。
    眠りの時間が迫って机上で寝るのが恐ろしいのか。
    そもそも善意で作っているのに、何故遅れた事を皆んなに謝らなくてはならないのか、という気持ちになると、余計作り始めるのが嫌になる。遅れる。謝るのが嫌。無限ループ。
    他にもあるのか。
    あ、あった。ついつい書評書きとか他のものに手を出して、そっちに夢中になってしまう。

    以上、私が時々めんどくさくなって、締め切り守れずに、自己嫌悪に落ち入る理由を分析してみました。ホラ、脳のクセです。なんとかなるかな。いや、そうでもないか。

    「行動する出口」。「自分を2番目に置く」尊い仕事のためには自分を犠牲にしているんだ!と、すぐやる脳に切り替える。合言葉は「私は何をしても一流なんだ」「私はプロなんだ!!」もちろん「やるべきこと」は、その時点で具体的に理解している必要はある。

    チョコチョコしたテクニック(私用に整理)。
    ・予定はデッドラインから順番に立てる(あ、いかん、コレ何回も失敗してる)
    ・ネットサーフィンして、なかなか取りかかれないのであれば、ネットサーフィンの時間を資料収集の時間と位置付ける。すぐ準備する脳になる。(←コレはいけるかも)
    ・理解系脳番地が疲れる人は、本や映画を見たらダメ。運動系脳番地にシフト(ジム・ウォーキング)すること。
    ・準備して、ウォーキングして、目的地を目指す、更に寄り道をすると「ひらめき」は最も降りやすくなる。(←コレ試してみよう!)めんどくさいを活かして脳の可能性を広げる。
    ・両手を軽く握って、右手の小指と左手の親指を、同時に伸ばす。反対もして続ける。脳のマンネリ化を防ぐ。
    ・新しい情報や経験は、脳に新しい回路が生まれること。
    ・1番のご褒美は「早く終わった」達成感を味わうこと。次に「めんどくさい」と思わなくなる。
    ・「人体の中で、脳だけが未熟で生まれ、未完成で死んでいく」脳科学で脳の画像として観察できるようになった。

    因みに書評に関しては、「めんどくさい」と思ったことは一度もない。更には、ブログは週に約6/7日アップしているけど、15年間ネタが尽きたことは一回もない。「めんどくさい」とも思わない。誤字脱字、出来不出来、時々誰かの感情を逆撫でしていることにも、鈍感だから感じないし、素人文章で結果的に許してもらえるというのもあるけど、確実に1日何人かが読んでくれているという実感があるから続いていると思っている。それなのに、お金は発生しないけど義務感を伴う文章書きには突然「めんどくさい」ことになってしまう。でも、ここまでやってきたのだから「俺って、プロだよな」とプライド持って自信持って「直ぐに取り組む」ことは可能かもしれない、という気もしてきた。この時点で、自ら設定している或る会報のデッドラインを3日過ぎています(涙)(涙)。

    続きを読む

    投稿日:2020.02.19

  • morinokazedayori

    morinokazedayori

    とてもよかった。著者は脳番地という言葉を作った脳科学者。めんどくさいと感じる理由の一つが、苦手なことに取り組む必要がある場合。苦手なことは脳に大きな負担がかかるため、やる気を失いがち。脳は一生成長し続ける臓器で、苦手なことに取り組むことは劇的な成長を促すといえ。めんどくさいことを、自分や自分の脳を成長させるよい手段と受け止め、少しずつ取り組んでいこうと思った。続きを読む

    投稿日:2020.01.19

  • カヤーノ

    カヤーノ

    めんどくさいには種類がある。
    脳は個人差があり、働きかたも違う。
    組織がバラバラになるときは共通の目的が失われたとき。
    人格は全て脳の中にあるので、人が変わってしまって悲しくてもその人格の側面を知らなかっただけ。

    などなど、新たな知見を得られた。
    2019/04/16読了
    続きを読む

    投稿日:2019.04.16

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