【感想】情報理論

甘利俊一 / ちくま学芸文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • TaHi

    TaHi

    甘利俊一「情報理論」読了。あらゆる情報をネットワークを介して入手できる便利な世の中になったものだと思う。ふとそういえばそもそも情報通信とは何なのか知りたくなって本書を手に取った。数式が多く理解は難しかったが、著者のべらんめえ的なノリに読み物として楽しめた。大数の法則に基づくシャノンの理論に触れてより興味が深まった。続きを読む

    投稿日:2023.11.12

  • 鈴華書記

    鈴華書記

    情報理論の教科書として有名で,教科書として優れていることは言うまでもないのだが,使い方には工夫が必要。読み物にしては計算が多く教科書にしては砕けすぎている感じで,必要に応じた読み方が要求される。個人的には,前半の離散パートは今井『情報理論』と併用,後半の連続パートは本書を起点に情報幾何学の学習も視野に入れて学習する。続きを読む

    投稿日:2023.04.27

  • pnictide

    pnictide

    文庫本サイズなので、数式を使わない概念的なお話が展開されるのかと思いきや、ゴリゴリ数式と図を使って情報理論の説明がされていたので、少し驚いた。内容はハードカバーの教科書だが語り口が少し柔らかめなので感覚的な理解はしやすい。1-4章は自身が以前見た情報理論の教科書に書かれたベーシックな内容とほぼ同じであったが、5章は通信路を写像の概念を用いて捉え直し、説明している点が面白かった。情報幾何への導入にも良いかも。続きを読む

    投稿日:2022.08.11

  • aokikenichi

    aokikenichi

    論理的に説明を進めながら章末に「雑談」として柔らかい話での緩急はよいと思うが
    情報や通信のバックグラウンドというか関心が薄いと読んでいくの辛いかな
    必要になったときに読み返すのだろう

    投稿日:2020.02.22

  • nscore

    nscore

    定義や定理の気持ちの部分が例とともに丁寧に書いてあって良かった。だからと言って議論や証明がいい加減かというとそうでもなく、過剰な形式化や厳密化をせず大事な部分だけが書いてありわかりやすい。この分野の一冊目として良い本だと思った。続きを読む

    投稿日:2019.11.02

  • Στέφανος

    Στέφανος

    情報の数量的認識
    雑音のない通話路による情報伝送
    雑音のある通話路での情報伝送
    連続情報と信号空間
    信号空間の写像と通信系の理論

    著者:甘利俊一(1936-、東京都、神経科学)

    投稿日:2018.11.13

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