【感想】日本陸軍と中国 ──「支那通」にみる夢と蹉跌

戸部良一 / ちくま学芸文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 海ナマコシニア

    海ナマコシニア

    私は「失敗の本質」は、それまで似たような本を複数読んでいたことから、世間の評判ほどには面白く感じられなかったが、この本には私にとって新鮮な視点が多く、面白かった。

    旧支那通も新支那通も独りよがりなんですな。
    ロマンの悪い面ですな。
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    投稿日:2020.07.30

  • tsutomu1958

    tsutomu1958

    このレビューはネタバレを含みます

    中国人に近代国家建設の能力が欠けているという認識は、支那通軍人に共通していた。そして、辛亥革命が支那通青年将校の血を湧かせることになるが、それは、アジア連帯あるいいは「東亜保全」的な理念が彼ら支那通軍人の間に脈々と流れていたことを示唆している。この時代の日本人は自分たちの力で、中国の建国を謀ったことが、泥沼の日中戦争の原因といえるのだろう。

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    投稿日:2016.10.01

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