【感想】新幹線の歴史 政治と経営のダイナミズム

佐藤信之 / 中公新書
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • kiyoshi68

    kiyoshi68

    整備新幹線の政治的な背景は面白くもあり、やや飽きる。むしろ戦時中から東海道新幹線開通までのストーリーのほうが物語として◎

    投稿日:2015.07.04

  • ホースケ

    ホースケ

     時は明治時代まで遡る。イギリスから鉄道を導入する際、1067mmの狭軌か1435mmの標準軌にするのか。

     この時の判断が、今も日本の鉄道に色濃く影を落としている。

     明治時代の広軌変更計画から満鉄あじあ号、そして戦後を経て新幹線が始まった。

     日本がなぜ鉄道分野において世界で競争力があるのか。それはモータリゼーション到来が予想される中、イギリスアメリカは鉄道に見切りをつけたのに対し、日本は新幹線を推し進める意思を持った人たちがいたからだ。

     東海道新幹線、山陽新幹線は在来線の輸送密度が限界に達し、輸送の抜本的な増設が必要だったのに対し、東北・上越は需要ではなく政治により造られたという面が大きい。

     赤字体質の国鉄時代でも東海道・山陽は黒字を生み出し続けていた。


     新幹線の過去・現在・未来を記す。
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    投稿日:2015.06.05

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