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桜井さくや, 成瀬山吹 / ソーニャ文庫 (1件のレビュー)
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総合評価:
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megumi33
このレビューはネタバレを含みます
TLは様々なレーベルから出ていて、「ソーニャ」は「執着愛」系だと聞いたことがあります。 なるほど、たまに読むこのレーベルはどの作品もヒーローのヒロインに対する執着が半端じゃないなと思うものが多かった、、、面白い作品も多いけど。 しかし、この作品はその意味ではソーニャらしからぬ内容と作風のように思えました。 確かにヒーローは幼馴染みのヒロインをとても愛していますが、これって執着というほどのものじゃないと思います。執着というより、一途と呼べるのではないでしょうか。それがかえって、新鮮に思えて良かったかな~。このレーベルはいつもこんな雰囲気という先入観がありましたので、その意外性が素敵でした。 また幼馴染みのヒロインが年上という設定も新鮮で良いですね。 最後まで良い意味で予想を裏切ってくれて、これが本当にソーニャなのかと今でも不思議に思うほどです。 ただ、タイトルだけでいえば、私は最初はいきなり二人が無人島に流されるか、もしくはヒーローが強引にヒロインを無人島に連れ去ってしまって話が進んでいくのかと想像しました。読んでみると、無人島に漂着したのは本当に最後の最後で、内容とタイトルはいまいち符号していません。 ただ、それもこのお話がとても良い感じに仕上がっていることを思えば、些細なことですね。 何度も言って申し訳ないですが、ソーニャさんはいつも面白いけどヒーローがあまりにもしつこすぎて読後感はイマイチでした。でも、こんなに読後感も爽やかな気持ちになれたのは恐らく初めてだと思います!
投稿日:2016.05.22
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