【感想】ボヘミアンガラス・ストリート 第7部 闇の中の螢

平井和正, 高橋有紀 / e文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • takemikami

    takemikami

     結局この巻になっても、蛍に家族が異世界へ去ったことを言えなかった円。この話のヒロインは蛍だって事を忘れそうになってしまうほど、円は、小雪やコスギたちに振り回されている。そんなことは振り切って、蛍の元へ行けばいいのに。と、思うけれどそれができない人間である。そんな所は、僕にもあるけれど、だからいい奴でもあり愚かでもある。でも、結局は振り回されていることを言い訳にして、蛍に言わなければならない事を言っていない。という感じでずるずると進んでいるのが、円の心の中なのではないだろうか。続きを読む

    投稿日:2011.08.20

  • tel

    tel

    この頃から平井和正は変わった気がする。一気に書き下ろした恋愛小説。主人公の口調とともに、願望充足なまでに男にとって都合の良い進行だった。本作が最終巻。

    投稿日:2006.08.15

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