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平井和正, 高橋有紀 / e文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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takemikami
結局この巻になっても、蛍に家族が異世界へ去ったことを言えなかった円。この話のヒロインは蛍だって事を忘れそうになってしまうほど、円は、小雪やコスギたちに振り回されている。そんなことは振り切って、蛍の元…へ行けばいいのに。と、思うけれどそれができない人間である。そんな所は、僕にもあるけれど、だからいい奴でもあり愚かでもある。でも、結局は振り回されていることを言い訳にして、蛍に言わなければならない事を言っていない。という感じでずるずると進んでいるのが、円の心の中なのではないだろうか。続きを読む
投稿日:2011.08.20
tel
この頃から平井和正は変わった気がする。一気に書き下ろした恋愛小説。主人公の口調とともに、願望充足なまでに男にとって都合の良い進行だった。本作が最終巻。
投稿日:2006.08.15
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