【感想】ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 3巻

matoba / 月刊少年ガンガン
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    もう、ストライクゾーンど真ん中をブチ抜かれ過ぎて、ヤヴァい
    キュンキュンが止まらず、尿意すら押し寄せてきそうなんだが
    キャラクターは全て、高名な悪魔なんだけど、おどろおどろしい風貌ではないので、ストーリーの主軸であるラブコメが、よりピュアになっている
    魔王クラスですら、自分の恋心の舵取りすら儘ならないんだな、そう思うと、妙に安堵してしまう
    基本的に話のメインを担っているのは女性キャラなので、内容はどちらかと言うと、少女漫画っぽい。ただ、男でもニマニマできるので安心してほしい
    ただ、魔王っ娘らに、これでもかってくらい、ラヴビームを浴びせられているのに、てんでキモチに気付かない男性陣はニブチンなのに、周囲が生暖かい視線で見守りたくなるほど、相手とイチャつくので、妬みの念がそぞろと蠢くので注意してほしい
    ミュリンの鈍感さには笑えてくる反面、キモチに気付いてもらえず、ヤキモキしているベル嬢には同情を禁じ得ない
    この(3)の見所、読み手にインパクトを与えているのは、誰でもない表紙を飾っているアスタロトとサルガタナスだろう
    実際んトコ、私は女遊びが激しめなアスタロトが嫌いじゃない。好きかと問われたら、男性陣の中では下の方、と答えるけど、それでも、嫌いではない
    いよいよ、ついに、やっと、ようやく、どれが適切かは分からんけど、サルガタナスのフラットな胸の中に生っていた赤い実は弾け、甘酸っぱい香りを漂わせ始めた
    どんなジャンルにしろ、女性キャラが自分で気づいていなかった、ホントのキモチに直面し、相手へのキモチを自覚して、身悶えする様は最高だ。趣味が悪い、と言われそうだが、好きなモノはしょうがない
    だって、幸せな気分にさせてくれるのだから、嘘を吐く意味はあるまい
    素直すぎる男と、素直になれない女、上司と部下って壁の高さや堅さ、厚さも含め、このペアがどんな行動を起こすのか、これから楽しみが増えた
    どの回も、ラブコメっぷりにほっこりさせてもらったが、個人的に、この(3)で全力推ししたのは、神様に感謝したくなるくらい、眼福な水着回、第18話だ。matoba先生は私を出血性のショックで病院送りにしたいのか!?
    巨乳だろうが、貧乳だろうが、水着姿の美少女は最高にカワイイ。しかも、惚れた男に「似合っている」の一言を言ってもらいたくて、凄ぇ迷って選んだものは破壊力倍増
    ミュリンのDTなリアクションも、これまた、男からしたらツボで、なおかつ、オチが効いていた
    この台詞を引用に選んだのは、反論の余地がないほど、説得力があったから。アドラメレクってキャラの効果は大きい。贈り物ってのは、プレゼントする側も、される側も、言葉に表せないくらい幸せを感じなきゃ、する意味がない
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    投稿日:2017.02.11

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