【感想】シャーロック・ホームズの冒険

コナン・ドイル, 延原謙 / 新潮文庫
(280件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
67
90
82
8
0

ブクログレビュー

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  • ゜つよし。

    ゜つよし。

    シャーロックホームズ入門書といっていい程度の読みやすさ(改版)であり、短編集なので飽きることなく読み進められる。全体的にヴィクトリア朝の空気を味わえるが、「まだらの紐」など冒険というより若干ホラー、サスペンス、ミステリアスな雰囲気のものもあり、それがまた脳内に鮮明にイメージしやすく書かれており面白い。語り手が医者のワトスン博士であり、彼が体験した話を我々読者に語り聞かせる形式で、これがまた安心して読める構成となっているのも深い。続きを読む

    投稿日:2024.04.27

  • ニケ

    ニケ

    訳が古いのもあって、読み進めるのに時間がかかった。
    話自体は有名なものが多かったので、流れはだいたい知っていたが、やはり謎解きの工程が面白い。
    行動の描写やら、ロンドンの雰囲気は映画化されたものが分かりやすい。
    久しぶりに読んだが、四つの署名やバスカヴィル家の犬も読んでみようと思った。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.14

  • Y

    Y

    小学校以来だからおよそ10年ぶりの再読。なんだか結婚やら親子関係やらに起因した犯罪が多いのは時代柄か?
    気に入ったのは赤髪連盟、唇の捩れた男、椈屋敷。かの有名なアイリーン・アドラーの登場するボヘミアの醜聞も含め、これらを読まずにホームズを語れまい。
    どれも依頼人から聞く話は興味をそそられつつも真相を全く読めないのに、結末は奇想天外かつ単純明快。このすっきりとした後味の良さはミステリでそうそう味わえるものではない。金字塔と呼ぶにふさわしい。

    ずっしりした短編揃いであり、依頼人からまず粗方の事件内容をバーッと語られるのもあり、読んでいてやや疲れる。が、それは私が悪い。
    ではなぜこれだけ褒めておいて☆3かといえば、どうにも訳がまずい。乱歩やポー作品のような時代を感じさせる上手い訳になっておらず、ひたすら読みにくい。文語的だからというだけでなく、止まって咀嚼しないと意味を飲みくだせない箇所がある。
    小学生の頃にどの出版社のを読んだか記憶がないが、もう少し上手い訳のがないものかなぁ。『バスカヴィル家の犬』ではそんなに気になった記憶ないけど。



    蛇足。
    ホームズものがこれだけ人気なのは、ワトスンが読者である我々一般人の視点にほど近い感覚を持ちながら、ホームズから寄せられる信頼・友情・親しみが彼を通して存分に感じられるゆえではないか。その魅力がたっぷり味わえる短編集だと思う。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.03

  • ssft290

    ssft290

    「赤毛連盟」「唇の捩じれた男」「まだらの紐」など、誰もが知っている名作ばかり。そんなアホな!なオチが多く、小学生の時はうまくハマらなかった。しかしながら、時代背景などを踏まえると、感心してしまう。

    投稿日:2024.03.27

  • とま。

    とま。

    ミステリーにハマったきっかけ。
    誰もが知る名探偵シャーロック・ホームズはやっぱり面白い。有名な短編も含まれていて初めて手に取る方にもおすすめ◎

    投稿日:2024.03.23

  • 九と四分の三軒茶屋

    九と四分の三軒茶屋

    10の短編が収録されています
    今更レビューが必要な本とも思いませんが、短編でサッと読めるので初めてホームズを読むにはちょうどいいのかなと思いました(シリーズ的な一作目は別にあるので時系列とか色々意見あることとは思いますが)続きを読む

    投稿日:2024.01.26

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