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上主沙夜, 渡辺ゆうな / ガブリエラ文庫α (1件のレビュー)
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うらこ
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聡明すぎて、「屁理屈姫」って呼ばれていたイゼベル姫。本に紛れていた悪魔の召喚書に書かれていた呪文をどうしても唱えたくなって、唱えて現れたのはシリウスっていう悪魔。 彼、悪魔という割にかなり気前のいい悪魔だと思います。最初にイゼベルに契約の印を付けるシーン。Hなことをしてるのに自然でした。ただ、名前は契約のあとに教えてくれるはずで、それまで悪魔と書かれていたのが、1回だけシリウスと書かれているところがあって、そこであれ?って一瞬なりました。 悪魔にずるっこをお願いしても、そのあと自己嫌悪に陥ったり、あれだけ仲が悪そうだった妹や弟との関係も悪魔関係なく修復したり、意外とイゼベルがいい子だったんで、彼らの恋を応援したくなりました。 悪魔と人間、最後どう終わらせるのかと思ったら、予想外のラストでしたが、それまでの話にもあっていて、十分納得の展開になりました。 シリウスとそれまで出てきていた王子様は同じなんだろうなって思ってましたけど、ああいうオチがあるとは・・・。確かに同一人物だと悪魔の力を使っているのに矛盾が出ますしね。 イラストはちょっと男性好みのロリ系かなって思います。童顔で無駄に乳が大きすぎ。もうちょっと大人でもよかったかなって思います。
投稿日:2013.11.23
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