【感想】翼竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ2【SS付き電子限定版】

犬飼のの / キャラ文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
3
2
2
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ブクログレビュー

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  • じゃねこ

    じゃねこ

    このレビューはネタバレを含みます

    潤と生きるために、母と兄を屠った可畏
    可畏を強い暴君竜とすべくその想いに寄り添う潤
    二人の前に現れたのは可畏が密かに肉親の情を抱くマッドサイエンティスト父親と父親が産み出したキメラ竜のリアム
    取り巻き達が心情を持ち始めた所に、種の違いによる力が振り下ろされる
    竜人としての常識と人間の情との間に苦しむ可畏と潤
    可畏への愛と家族への想いに苦しむ潤に、そのままの潤で潤らしく生きて側にいて欲しいと望む可畏
    可畏のスパダリ度が無茶苦茶上がって激萌え!
    可畏パパ、クリスチャンのどうしようもない所wとリアムの純粋さにも萌えます

    可畏と潤のエチも凄いエロスなんだけど、会話が可愛かったりでキュン萌えしますし、何だかんだで二号さんとか辻さんとか仲良しでほのぼのします。

    最後の海に・Tレックスが海にうつ伏せに浮いてるシュールさを想像して笑いましたw

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    投稿日:2021.10.03

  • shirotae16

    shirotae16

    前作同様スピーディーに物事が進んで面白い。
    設定が壮大でオリジナリティがあるのに、この巻では結局のところ、主人公たちとサブキャラたちの恋愛模様を描いているのが潔い。やっぱりBLはそうでなくっちゃ。
    くも、新キャラたちのその後が気になった。
    フェア合わせで買ったけど、続きを読みたいかも。
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    投稿日:2019.08.12

  • 三条司

    三条司

    1巻の時に感じた構成力の素晴らしさが、この2巻でも遺憾なく発揮されていて、序盤から感動の嵐でした。
    1章から3章までで、

    ・1巻のおさらい
    ・世界観の説明
    ・主要キャラの性格・立ち位置・関係
    ・現在の問題の焦点
    ・新キャラの登場
    ・色っぽいシーン

    のすべてが過不足なく入っていて、本の中に入りながらも舌を巻きます。鮮やかすぎる。素晴らしい…!と唸りつつ。

    1巻の時に、潤の楽観的性格がシリアスな局面において安心材料だと書きましたが、今回は彼の芯の強さや、物事の本質を見抜く力に心打たれました。こういうのを本物の強さっていうんだろうなあ、とか思います。

    メインカップルが素敵なのはもちろんなのですが、個人的にはクリスチャンが…。悲鳴が出るほどツボで…。年齢も外見もマッドサイエンティストっぷりも、たまらなかったです…。極悪非道なのではなく、あくまでも非常識で研究バカなだけ、に加えて人間の倫理観がよく理解できていない、という感じがよく出ていて、ひどいことをいっぱいするのに憎めず、最後のメールには笑わせられました。すごく彼らしい。リアムと幸せになって欲しい。というか、リアムを幸せにしてあげて欲しい。

    まだ続編があるのが幸せです。次も楽しみです。
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    投稿日:2017.02.28

  • aries

    aries

    暴君竜の続編。

    ラブラブな二人の前に現れたのは人工的に優秀な胤を使って造られた可畏の弟?
    美し過ぎるリアムは、可畏の父親と共に潤の存在が可畏を揺るがすといい、母と妹を人質に潤に別れろと迫る。


    こまで追い詰められてどうするのか?と思って読んでたけどちゃんと上手に収束した。今回もその収束に脱帽。のの先生、上手いなぁ。
    リアムとパパのその後とか読みたいけど、最強の息子か娘が産まれたら産まれたで、可畏の立場が危うくなりそうだな、、。

    挿絵ですが、最後の砂浜エチのイラストが秀逸でした。tんkの神々しさよ!(笑)
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    投稿日:2016.04.26

  • R

    R

    このレビューはネタバレを含みます

    Tレックスを統べる者としていろんなしがらみとこれから向き合っていかなくてはいけない可畏に、産みの母親の次に立ちはだかったのが、父親。さらに微妙にコンプレックスを刺激してくる義理弟にと、新たしい登場人物達に振り回される2人だけど、1作目で潤をひどい目に合わせるのは専ら可畏だったけれど、2人がラブラブになった後釜として暴力担当になったのが、新キャラ達。飛行能力を存分に活かした暴力に、只の人間なのに潤可哀想に…と同情。ストーリーは1作目に引き続き非常に読み応えがあり、最後までハラハラしながら楽しめたのだけれど、今作のなによりの見どころは、可畏の潤のお宅訪問でしょう!庶民の家に初めて行って、失礼のないように頑張る可畏が可愛すぎる…!そりゃあ潤じゃなくてもご褒美あげたくなります。その後も、恐竜ならではの理性に従って殺意を持って潤の母親に対峙したものの、出てきた言葉は「別れたくないんです…」って、もう!飼いならされもいいところ。2人一緒に居るわけじゃないのに、こんなにドロドロに甘いシーンはなかなかないんじゃないでしょうか。まさかドSで横暴で暴力的な恐竜にキュンとする日が来るとは思わなかった。

    ところで、この作品は電子書籍で読んでいるのですが、どうやら紙の本には挿絵が入っている…?なんでそんな差を付けるのーーーー!?これからも電子で読むんだから、値段上がってもいいからちゃんと挿絵を入れてくれ〜〜〜〜。

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    投稿日:2016.03.21

  • 【静】

    【静】

    前巻の「暴君竜を飼いならせ」は文字通りすっかり飼いならした感はあるけれど、今回の翼竜王は飼いならす訳じゃなく、別カプ誕生を体を張って見守る的な?『こんなん有り得へん』設定は相変わらずゲラゲラ面白かったです。可畏さん、性格丸く常識的になったわ~。潤さんは受けちゃんだけど、調教の才能あるわ~。続きを読む

    投稿日:2015.06.14

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