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樋口明雄 / 徳間文庫 (20件のレビュー)
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総合評価:
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komi5320
厳しい冬やまを舞台に、山岳救助隊に配属された女性警察官とバディのボーダーコリーの活躍は思った以上に面白く、話にのめりこめた。震災など身近な背景もまた、小説に現実感をもたらしてくれている。 惜しいのはや…はり山岳や登山用語などが所々出てくることで、用語の意味を調べたりと話を進めるのが止められてしまうもどかしさがあった点。そして主人公のもつ特殊な技能が一つアクセントにはなりつつも、あまり話の中心になっていない点か。それでもおすすめできる1冊かな。続きを読む
投稿日:2024.04.17
びん
山岳救助犬の息遣いが間近に感じられる臨場感に、改めて樋口さんが書く動物の描写に感服です。 大好きな山域の南アルプスで繰り広げられる山岳救助という設定もストライクゾーンでした。(^_^)v
投稿日:2023.04.29
ニセ人事課長
どこかで「ブロッケンの悪魔」のことを見て読んでみようかと思ったが、シリーズ物だったので最初のものからにしようと、まずこの本を買ってみた。 シリーズ物の最初ということと、主人公が初めての職場に着任する…ことが重なって、途中までは小ネタを挟みながら登場人物や救助犬や山岳救助隊の仕事や北岳周辺の様子を説明されているような話が続き、退屈なわけではないし後で効いてくるところもあるのだけれど、このまま大きな事件も起こらずに終わりはしないかと思わされるのは話の展開としてはどうかな。 ようやく270頁を過ぎてから山場の話となったが、不穏な天候の中での、神がかり的なヘリの操縦テク、荒唐無稽なヘリからの降下&空手対決、超人的(超犬的?)な犬の働き、政治家を叱咤する主人公に、叱咤された政治家の思わぬ心情の吐露(今の政治家に聞かせたい)と、色んな要素がてんこ盛りで一気呵成に読まされた(犯人はあんまり面倒なことをしなくても、3人だけになった時、どこか絶対助からないような所で突き落としてしまえば良かったのではないかと思うが、まあ野暮なことは言いっこなしで)。 次からはもう少し前半からスピーディーな展開になるかな、続編も読んでみようと思う。続きを読む
投稿日:2021.06.14
みづき
犬好きにはたまらない!ボーダーコリーって賢いしかわいいよなあ 山用語がふんだんに出てくるので、分からないとちょっと読み止まってしまうかも。
投稿日:2020.08.22
kitano
警察小説というには特別部門の話です 主人公がイイデスね 共感感覚・・・何気にすごい特技をお持ちで それも悲しい経験のなせる所だから単純には 慶べないのですが
投稿日:2019.02.15
pupunao99
このレビューはネタバレを含みます
犬のお話が好きで、読んでみました。 山岳救助の設定だと思っていたら、東日本の震災が出てきて驚きました。 メイと夏実の絆に気持ちが温かくなる。 震災、過去の悲しい事故、恩師の病、そして政治など、話を色々詰め込んでいるので、あと一歩入り込みきれなかったが、続編があるなら是非読んでみたい作品。
投稿日:2018.09.15
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