【感想】国家神道とは何だったのか

葦津珍彦, 阪本是丸 / 神社新報社
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • kotanita

    kotanita

    国家神道という言葉の意味について、当時あった数々の論を紹介しつつ、葦津先生の見解が述べられています。国家神道とは一言で「こう」というものではないものだと理解しました。先生の多岐にわたる見識が見え、葦津先生が神道の弁護士と呼ばれている理由を感じることができました。続きを読む

    投稿日:2022.08.04

  • macozou

    macozou

    神道者から語られる国家神道の歴史。
    著者は神道者ではあるが、明治以降の神社政策とはどういうものだったのかを実証的に記す。

    当然、国家神道は良かった悪かったとか思想に流され過ぎてもいないし、国家神道への批判もまた実証研究に基づいて行っていっている。
    神社・神道関係者や保守派にはやや苦い本だろうと思う。しかしまた戦前は悪と決めてかかる左よりな人たちにとってもしっかり痛いところを指摘している。
    現在の日本でこれが江戸末期・明治以降における神道史のスタンダードになり得るかは分からないが。

    国家神道と神社の歴史。国家に保護された神道とは何だったのか明治~の神社の実態を見るに優れた本だとオススメしたい。
    歴史資料に真摯に取り組んだ意欲作であるとの評価は出来るだろう。
    続きを読む

    投稿日:2011.12.27

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