【感想】幽囚～偽りの兄に愛された夜～

このレビューはネタバレを含みます

とにかく最初から終盤まで、カリナがひどい目にあうお話でした。結婚を控えたところを攫われて、身体検査とかされちゃって、そのあと運良く？買われた相手のラフィールには義妹にさせられて、今度は貢ぎ物にされるべく調教される。

普通、こういうレーベルって、ヒロインの危ないところにヒーローが登場するはずだと思うのですが、ほとんど貢ぎ物の相手の王弟の親父とのエロ話で、途中出てきたローレントも当て馬にもならず、そのままラフィールにカリナを譲るし、一番分からないのが、あの展開でなんでカリナとラフィールが惹かれ合うのか・・・。

最後にすっかり忘れていたカリナの元婚約者の画家が出てきたり、これって必要？って感じでした。

周防佑未さんのイラストはこのお話には合ってると思いましたけど、とにかく、カリナかわいそうで終わりました。

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