【感想】黒衣の皇子に囚われて

華藤えれな / キャラ文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • 那義乱丸

    那義乱丸

    恋心の芽生えを感じさせる序盤がクーデターにより打って変わってハードな展開になっていくという物語の明暗の変化に心を掴まれた。白皇子から黒皇子への変貌も見事。サディクは何度も志弦を逃がそうとしているようにも思えるのだけど、それがことごとく彼自身の言動で打ち消されていくから真意が測れずやきもき。愛憎の間で揺れ動く志弦が黒の中の白を信じきれたのは彼の強さ。対照的だったのがイスハーク。サディクと固い絆で結ばれていたはずの彼が憎しみに振り切れてしまった要因の一つに志弦の存在もあったのかな。いわゆる嫉妬?←下世話な想像w
    読み手もサディクにかなり翻弄されるお話だけど、読み終えてみれば。調教だのなんだのといろいろあるけど、結局皇子は白でも黒でも志弦萌えだったってことで(笑)あと、皇子と将軍の士官学校時代、読んでる最中だってのに脇道にそれて妄想しそうになってたナギ。だってあまりに美味しそうなネタ…♪
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    投稿日:2012.02.13

  • ともとも

    ともとも

    皇子たちに翻弄される支弦。愛情があるにしてもある意味痛い話です。
    肉体的というよりも精神的につらいですね。

    投稿日:2012.01.30

  • 白薔薇

    白薔薇

    その美貌により醜聞の為、ヴァイオリンのソリストの夢を諦めて王位継承権を剥奪された囚われの皇子サディクのピアノ教師としてアラブのファラージュ王国へ赴いた志弦。
    演奏会の後に只一度優しい言葉をかけてくれたサディクに好意を持っていたのだが、クーデターにより王の座に就いたイスハークに忠誠の印に後宮に差し出すつもりだと言われてしまい。
    一ヶ月後の式典の時に満足させられる様に躾けられていく志弦。
    アラブの王位継承も絡んだドラマティックなお話でした☆
    イスハークのサディクに対する執着は強い愛ではないのでしょうか〜♫
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    投稿日:2012.01.28

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