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河瀬誠, 梅屋敷ミタ / 日本能率協会マネジメントセンター (7件のレビュー)
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zizochanx
問題解決はどのような手順で行うべきか。 それは、 1. 論点を洗い出す 2. 仮説を立てる 3. 実行計画を立てる 4. 実行する という手順で行うべきである。 行き当たりばったり、思いつきで行動…しても、決して上手くは行かない。 それでは、各ステップのポイントを以下に記す。 「論点を洗い出す」 まず最初に、「何が問題なのか」を思いつく限り数多く洗い出すこと。 ここでの洗い出しが不足してしまうと、どうしてもあとの対策案も内容の薄いものになってしまう。 そして次に、それを構造化してみる。 イシューツリーを使って、漏れなくダブリ無く(MECEに)まとめてみる。 いきなり綺麗にまとめるのは難しいが、ここで全員の認識が揃うと、あとのステップがとてもスムーズに進むようになる。 納得できるものが出来るまで、何度もやり直して(ゼロクリアして)みる。 最後に、その中から需要な論点を1〜2個に絞り込む。 本質的な論点かどうか、つまり「これの論点が解決すれば本当に問題は解決するのか」を問いかけて考える。 そして、後はそれだけを対策するようにする。 「仮説を立てる」 ここでもポイントは、とにかく数を出すこと。 3個の優れたアイディアから選ぶよりは、100個の汎用なアイディアから選ぶ方が望ましい。 出したアイディアの数が少ないと、それに固執してしまい、あとで変更が行われづらくなってしまう。 また、常識を捨てて考えることも重要である。 常識とは、いわば「過去の成功体験」にすぎない。 だがそれが通じなくなっているからこそ、新しいアイディアが求められているのである。 加えて、顧客視点に立つことも大切である。 「もっと売上を上げたい」「これでは採算が取れない」というのは、全て企業側の都合にすぎない。 顧客の視点に立ち、彼らが本当に必要としているものは何かを考えることで、より尖ったアイディアが出るようになる。 またその際には、ペルソナを立てて考えることが効果的である。 「計画し実行する」 実行のステップでは、まずはきちんと実行計画を立てることが重要である。 行き当たりばったりで実行しても、決して上手くは行かない。 ロードマップの作成(中期計画)とアクションプランへの落とし込み(短期計画)を行う。 だがその際に、精緻な計画を立てることにこだわりすぎてはいけない。 計画を立てるのにエネルギーを使いすぎ、その後の実行が行われないのでは本末転倒である。 これまでやってきたことは全て準備に過ぎず、「実行」こそが本番なのである。 また、計画は所詮ズレていくものである。 なぜなら周囲の状況は日々変わっていくし、ビジネスにはやってみないとわからないことが多い。 ならば計画にこだわりすぎず、素早く実行し、素早く検証し、素早く修正していくことが重要である。 問題解決の手法を知りたくて本書を手にとってみたが、要点が簡潔にまとめられており、非常にためになった。 また今まで自分がいかに行き当たりばったりに行動していたかを知った。 今後はこれらの内容を参考に、きちんと問題解決出来るようになりたいものである。続きを読む
投稿日:2016.12.19
amano225
なんと、ブラコンが主役のビジネス漫画だった。しかも兄は嫁を亡くして一年という設定。 この本に書いてあったイシューツリーというのは、よくよく見るとSWOT分析だよなと思った。だいたい、SWOT分析を解説…してる本ってマトリックス状に書いてあるものが多いのだけど、イシューツリーというのは文字通りツリー状に書いてあってわかりやすいと思った。続きを読む
投稿日:2015.02.11
big3trainee
このレビューはネタバレを含みます
2015年3冊目「マンガでやさしくわかる問題解決」。 図書館に請求したマンガでやさしくわかるシリーズ1冊目。問題解決のメソッドはだいたい知っていたが、改めて大切なことだなと実感。 特に、アクションプランは大切。仕事の「テーマ」「期日」「責任者」「詳細」がわかっていれば、たいがいの仕事は共有できる。当然、丁寧な説明や伝え方も必要になるが、こういうプラン表があるだけで、受ける側も、伝える側にも安心感が生まれる。 自分ひとりで仕事をするときでも活用できそう。入り組んだ仕事ほど、こういうものを作ろうと思う。
投稿日:2015.01.19
michan7
久しぶりに本を読んだからなのかなんなのかわかりませんが、個人的によかったです。 漫画もわかりやすくておもしろい。 7つの習慣漫画版より日常生活に取り入れやすいんやないかな? この本を読んで一番感じたことは「あきらめずに頑張り続けること」です。以下まとめ。 問題解決の流れは ①問題を構造化する 「論点を洗い出す」「MECE…もれなくだぶりなく整理する」「イシューツリーを作る(全ての論点w細かく分けない・重要な論点は手前に持ってくる)」 ②仮説を作る 論理と想像力を活かして解決策のアイデアを出す 想像力(右脳)は論理(左脳)を動かしている時にはできなくいから、アイデアを出してからそれが可能か不可能か有効なのかと検証していく。 ③実現プランを作る 「ビジョンを描く(どんなふうになりたい?)」 「ロードマップを作る(最終的にはどれくらい稼ぎたい?そのためにはいつまでになにをする?主には 1.財務的な内容 2.顧客との関係 3.業務内容 人材と組織 をいつまでにどうするか決める)」 「アクションプランを作る(直近の行動を決める。より具体的に誰が何をするのかを決めよう)」 ④PDCAサイクルを回す P…plan(計画) D…do(実行) C…check(検証) A…action(改善行動) 仮説検証の進め方として、1.ヒアリング 2.データを集める(本・ネット) 3.データをグラフで検証 という感じがざっとした内容です。多分。 ここまで書いて思うのですが、もしかしたら簡潔に理解しやすく書かれているのでわかった気になってるだけかも? ま、いっか。笑 良い本でした!
投稿日:2014.12.15
takeoverjp
とにかく気軽に読めるのが良い。 ・MECE ・ペルソナ ・イシューツリー ・ロードマップとアクションプラン ・PDCA
投稿日:2014.10.02
mei_vvi
本屋でよく見る「まんがでわかる7つの習慣」と比べると、漫画のストーリー展開やキャラクターの濃さでは劣るものの、難しいと思っていたMECEやイシューツリーを漫画と文章でわかりやすく解説していた。 ■参考になった部分 イシューツリーの4つのルール ルール1 切り口をそろえる ルール2 論点をMECEにまとめる ルール3 重要な切り口を手前に動かす ルール4 すべての論点を細かく分けてはいけない
投稿日:2014.03.23
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