【感想】彼岸島　４８日後…（４３）

このレビューはネタバレを含みます

漫画喫茶で読みました。

日本橋川にある賭博街へ、
船頭に案内されて１つめのエリアへ、
サカナの邪鬼に襲われるも明が撃退、
そのせいで光頭族に囲まれて乱戦、
２匹目のサカナの邪鬼が現れてユカポンが船から落とされ、
電気が消されて隣のエリアまで逃走、
ネズミはユカポン救出のために船から飛び降りる。
５人の子供に助けられ、
ネズミがパチンコで勝って寿司で豪遊、
でも子供の１人に焼き鳥二本で売られ、
捕まってどちらが死ぬかを決めさせられることに。

ネズミ上げ巻。
最初にユカポンが死ぬことを覚悟し、それを見てネズミが代わりに死ぬことを覚悟する。
死ぬ前にユカぱいが見たいってのは、まぁ、そりゃそうだ。
むしろよく おっぱい で気持ちをとどめたとも言える。
とはいえユカポンって登場時から死んでもかまわないっぽい発言してるし、要求が大きすぎると死ぬ方を選びかねないか。
おっぱいも小さければ要求も小さいってね。
このとき、ユカポンは大量に失禁ているのだけど、いくらなんでも多すぎでは。
服に染み込む分もあるのに、数十センチ離れているネズミのところまで流れるほどの量って・・・どんな膀胱してるんだ。
覚悟決めながら漏らしてるのは実にシュールだし、もしかすると尻だけじゃなく尿道も開発されてて、もう緩くなってて漏らしてる感覚がないのかもしれない。

鮫島曰く、雅の息子疑惑のある宮本篤に対して
「殺り合うなら気合 入れねェとな
　全員 とんでもねェ奴らだったからな」
とのことだけど、ボス戦では鮫島は震えてるだけなことが多い。
あと、セリフに不自然にスペースが入ってるのは何かの意図があるのだろうか？

似たようなシーンでも描き直してるのは素直にスゴいと思うけど、竹馬の入り口の看板が場面によって配置や文字の色が違っていたりする。
なんなら「パチンコ屋」の看板が場面によっては「パン屋」になっていたりする。

水の中に落ちたパチンコ玉を拾うのって大変だと思うのだけど、落ちた数より多くの玉を拾ってくる子供はスゲェな。

相変らず明が無茶なジャンプをする。
サカナの邪鬼に襲われて船の屋根へ飛び移ったときの軌道が意味不明。

今回、地味にトリビア（徳川慶喜の字、日本銀行券）が多い。

寿司に醤油がないみたいだけど。

吸血鬼になると知能が低下するってのは随分と言われているけど、流石に焼き鳥二本でユカポンとネズミを売るのは意味が分からない。
ネズミにパチンコやらせた方が明らかに豪遊できるのに。
まぁ、そもそも拾った玉で打つってマナー違反のハズなので、遅からず目を付けられてたかもしれないけど。

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鮫島：
明の仲間。
スキンヘッドだけど光頭族ではない。

ユカポン：
明の仲間。
泳げないので水場ではプカポンになることが多い。
ヒロインなのに今回、吸血鬼のオシッコをぶっかけられる。
役立たずであることを気にして鍵を手に入れようとする。
そもそもユカポンがいなかったら筏もなかったし、たしか血の楽園でも人間勢を奮い立たせたのはユカポンだったので、役立たずではないが。
おしっこを漏らしたり、おっぱいが小さかったりする。

プカポン：
ユカポンのこと。
読者呼称。
よく水に落ちてはプカプカ浮いているため。

新入り：
ユカポンのこと。
小春呼称。
そもそも明パーティでは小春の方が新入りなのだけど。

かなづち天使ちゃん：
ユカポンのこと。
ネズミ呼称。
プカポンだから。

ネズミ：
明の仲間。
基本的にはクズだけど、今回はユカポンを助けるために船から飛び降りる。
久しぶりにオシッコを漏らし、また、ユカポンと共に吸血鬼のオシッコを浴びる。

チューちゃん：
ネズミのこと。
ユカポン呼称。

小便野郎：
ネズミのこと。
子供たち呼称。
初対面がオシッコ臭かったため。

小便男：
ネズミのこと。
初対面がオシッコ臭かったため。

小便男女：
ユカポンとネズミのこと。
初対面の時はユカポンもオシッコ臭かったため。

宮本 篤：
明の兄。
竹馬にいると噂される雅の次男。
彼岸島で死んでいるハズの人間。
マンネリ気味だった竹馬の賭博に歌舞伎町の金を持ち込んで活気を取り戻したことで慕われている。

船頭：
訪問者を竹馬に有料で案内する吸血鬼。
竹馬に住んでいて家族もいる。
光頭族に襲われたときに明たちを助けたりもする、基本的には良い人。
（船頭も二日間は帰れなくなるのに。）

５人の子供：
川に落ちたパチンコ玉を拾っていた吸血鬼の子供たち。
全員親はない。
人間時代の立花様と仲が良かった。
取り残されたユカポンとネズミを保護する。
よく覚えてたな、ユカポン。
構成メンバーは
　育ちが良さそうなリーダーっぽいヤツ
　ロン毛
　坊主頭
　ボサボサ頭
　おかっぱ頭でタンクトップ（もしくは腕まくり）
の５人で、おかっぱは焼き鳥二本に釣られてユカポン・ネズミを光頭族に売ってしまう。

サカナ（痩身型）の邪鬼：
竹馬の１つめのエリアでイカサマした奴なんかに罰を与えている邪鬼。
複数いる。

ぺータ：
サカナの邪鬼の１匹。
明たちを襲ったために明に斬られる。

チンカス野郎：
光頭族の吸血鬼でペータの飼い主。
ペータの「人間を見つけたみてェな顔してんぞ」というピンポイントな表情が読み取れるっぽい。

光頭族（こうとうぞく）：
１つめのエリアにいる吸血鬼。
スキンヘッドが特徴。

１つめのエリア：
光頭族が仕切っているエリア。
パチンコがある。

派閥のボス：
各派閥のボス。
篤に渡された鍵を持っており、それを３本集めると篤に会える、らしい。

立花様（たちばなさま）：
光頭族のボス。
混血種吸血鬼。
鍵を持っている。
カップルが大嫌いで殺し合いをさせたりするらしい。

猿吉（さるきち）：
立花様の人間時代のあだ名。
高校生で、みんなのパシリをやらされていた。
ヴァンパイアモスキートに刺されて異形になってしまったところに雅が通りかかり混血種吸血鬼になる。
混血種吸血鬼になってからはやりたい放題、いじめっ子を喰ってしまった。
いま「猿吉」呼ばわりすると拷問の末に殺される。
５人の子供たちのご近所さんで仲が良かった。

カップル：
以前、立花様の拷問を受けた吸血鬼カップル。
どちらか一方だけ殺すから死ぬ方を決めろと言われて殴り合いになり、最終的に男吸血鬼が女吸血鬼を殺して生き残ったもよう。

すげェ強欲な奴：
以前の日本橋川付近を治めていた吸血鬼。
川の水を支配するために蓋をしようと画策するが、規模が大きすぎてモタモタしているうちに殺された。
そのときの工事が現在の竹馬の礎となっている。

モブ吸血鬼：
人間の臭いを誤魔化す血を得るために、歩いてるだけで殺された可哀相な吸血鬼。

雅：
諸悪の根源。
吸血鬼全体のボス。
その辺を一人で散歩している。

竹馬（ちくば）：
日本橋川に広がる最大の賭博街。
日本橋川 ～ 神田川を、上を走っている高速道路を利用して塞いでいる。
そのため国連のミサイルなどからも標的とされない（理屈は不明）。
篤に敬意を表して文字を分解して「竹馬」と呼ばれている。
三つの派閥に別れていがみ合っている。
各派閥のエリアには派閥争い強制終了用の扉があり、扉が閉まると二日間は移動が出来なくなる。
強制的に分断して頭を冷やさせるために篤が設置したとのこと。
わりと簡単に閉められる（今回は船頭が閉めた）。

日本橋川：
神田川の分流。

雅コイン：
歌舞伎町で流通していた硬貨。
船頭に案内してもらうために５枚、宮本篤の情報を得るのに７枚使用する。
基本は１００円だが、どうやら５０円玉もあるっぽい。
「歌舞伎町のお金」と言われているので、やはり集落ごとに通貨制度があるっぽい。

徳川 慶喜（とくがわ よしのぶ）：
江戸幕府１６代将軍で最後の将軍。

パチンコ台：
１つめのエリアにあるパチンコ台。
「丸太ギミック」があったりする。
ちなみに「ＣＲ彼岸島」は本当に存在する（「丸太ギミック」があるかは不明）。

ネズミの腹の音：
グリュリュリュ
グリュ プププ
ポインポイン
グリュリュ ポン
ポン ポコ

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