【感想】彼岸島 48日後…(37)

松本光司 / ヤングマガジン
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 0.0
0
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • myomya

    myomya

    このレビューはネタバレを含みます

    漫画喫茶で読みました。

    ユカポンが地獄の換金所へ連れ去られて、
    明たちがユカポン捜索のために歌舞伎町へ向かうことを決定、
    ユカポンが元アイドルであることが分かって生身のまま歌舞伎町の遊廓へ売られ、
    百足婆に謁見、
    遊女となり、
    小春・真夏・冬美と出会って仲良くなる。
    歌舞伎町にハンディ・ハンディが現れて、
    明たちが歌舞伎町に入る前に橋が上げられ五日間閉鎖されることに。
    ユカポンがハンディ・ハンディに見つかって、
    小春の協力でハンディ・ハンディを撃退するまで。

    「かわいいかわいい♪ミル貝ちゃん♪」は、この巻。
    「最高じゃねェか(くんくん)」も、この巻。
    他にも
    「あなたの前では乱れ貝」
    「私の濡れた洞窟に蓋をしておくれよ」
    「俺のマグナムでアイドル泣かしてやるか」
    「おじさんのロケットは発射寸前だよ」
    「失敬だな 君は(以下後述)」
    など、印象的なセリフが多い。

    ユカポンを攫うとき、服は破らず律義に脱がしてるんだよなぁ。

    いちおう吸血鬼もゴムをしてるんだ。
    まぁ、ユカポンも裂けて血が出ちゃってるし、そのままだと感染して吸血鬼になっちゃうもんね。
    そうなると人間が抱きたい客の要望に応えられなくなる。
    相手が人間じゃなくても爆ぜたり混血種吸血鬼化したりするかもだし。
    小春がユカポンに渡した薬って普通に支給しておくべきなのでは・・・。
    血を吸うのは別オプションなんじゃないのだろうか?
    てか、血を吸ったら漏らしちゃうのでは。

    ちなみに、事前にしておけば漏らさないことが、小春に血を飲ませたときに語られている。
    小春は牙を削っているのに、どうやってユカポンの首筋から血を飲んだんだろう?
    あの牙に吸血の機能が備わっているようではないし、仮に包丁なんかで斬った傷口を舐めているだけなのかもしれないけど、だったら首筋は危なすぎる。
    「仲間の血なんか吸えるか!!」からの次のコマでの即落ちとか、テンポ良すぎるにも程がある。

    ---

    ユカポン:
    元アイドル。
    ネズミから避難してトイレをしよとしたところを吸血鬼に捕まる。
    胸は小さいらしい。
    そして、使い込まれているけど名器。
    見ただけで分かるくらい、お尻もいけるらしい。
    池袋では「死んじゃったらそれでもいいよ」と言っていたのに、今は死にたくないらしい。
    ハンディ・ハンディに「様」を付けたり付けなかったりと安定しない。

    ユカポン:
    ユカポンの遊廓での源氏名。
    セーラー服を着させられた26歳。
    こんな世界なのに「現役アイドル」はふかしすぎなのでは・・・。

    セーラー服娘:
    ユカポンのこと。
    ハンディ・ハンディ呼称。

    監禁所の吸血鬼:
    「ミル貝ちゃん♪」「くんくん」の吸血鬼。
    ちなみにミル貝はチンコみたいな貝なので、つまりは挿す方として形容することが自然。
    ・・・たぶん「アワビちゃん♪」と間違えたのだと思う。
    もしくはユカポンのクリが非常にデカい。
    ちなみに、たぶん尻にも指を突っ込んで「くんくん」している。

    百足婆(ムカデババァ):
    歌舞伎町の遊廓のボス。
    クソデカい婆。
    トゲトゲの鞭を使う。

    足ぬけ失敗吸血鬼:
    拓哉ととともに足ぬけしようとしたが失敗した遊女吸血鬼。
    百足婆の鞭で足だけになる。

    拓哉:
    遊女を連れて逃げようとした吸血鬼。
    捕まるが、罰金を払って自分だけ逃げ延びる。

    腐れバーコード:
    明たちに捕まって歌舞伎町への案内をさせられる弱小吸血鬼。
    底辺なので小春に恋をしなければ生きていけない。

    クソバーコード:
    腐れバーコードのこと。
    勝次呼称。

    愛の戦士:
    腐れバーコードのこと。
    明たちを歌舞伎町の入り口に案内するも、ワザと遠回りして橋が上がるまで時間を稼いだ。
    小春を明から守った(つもりの)愛に生きるオヤジ。
    明に首を斬られて死亡。

    池田 小春(いけだ こはる):
    ネズミの姉。
    巫女服で客を取っている娼婦。
    仲間や困っている相手を見捨てておけない。
    人間の匂いでは勃たないけど人間を抱きたい面倒くさい吸血鬼のために牙を削っている人間ふう吸血鬼。
    人気なので張り見世に出なくても客がとれる。
    『パンプキン・シザーズ』のときも思ったんだけど、歯を削って尖らせるって神経剥き出しになって痛いのではないだろうか?って思う。
    ちなみにユカポンよりも年下らしい。

    池田 中太郎(いけだ ちゅうたろう):
    ネズミの本名。

    クソネズミ:
    ネズミのこと。
    勝次呼称。

    翔吾:
    底辺ホスト。
    小春に金をせびりに来たりする。
    実は身寄りのない十三人の子供を養っている。
    一見すると美談だけど、よくよく考えると分不相応な行動とも言える。
    左頬に星型の入れ墨?がある。

    真夏:
    ナース服で客を取っている小春の同僚。
    惚れやすい恋愛依存症で、何度も騙されたり抜け出そうとしたりしている。
    その尻拭いをして小春の借金が5倍に膨らんでいる。
    小春がハンディ・ハンディに歯向かったときには見捨てて逃げている。
    でも、これは仕方がないと思う。
    むしろ、あの街で生きていくつもりなら小春の行動の方がオカシイ。

    冬美:
    スーツ姿で客を取っている小春の同僚。
    嫉妬深く、自分の客が他の娘のところに行くと、その娘の指を切断したりする。
    ハンディ・ハンディのときは真夏とともに逃げている。

    秋刀魚:
    ユカポンの名前候補。
    「秋」がいれば「春夏秋冬」が揃うため。

    失敬だな君はオジサン:
    ユカポンがハンディ・ハンディから逃げるために利用されたオジサン吸血鬼。
    匂いフェチ。
    縛るのも好き。
    ハンディ・ハンディに
    「失敬だな 君は
     もう金は払った
     私のプレイ時間だ」
    「さぁ
     帰りたまえ」
    「君は午後にでも
     この娘を買えばいい」
    したら首を斬り落とされて身体は喰われた。

    お兄さん:
    失敬だな君はオジサン吸血鬼のこと。
    ユカポン呼称。

    ハンディ・ハンディ:
    ミサイル無効化変異体のために客人として迎え入れられている混血種吸血鬼。
    左吉の仇。
    立場的に傍若無人に振舞っても許される。
    歌舞伎町が五日間の閉鎖状態になったのもコイツの要望。
    ユカポンを発見して拷問しようと追い詰めるも小春に首を斬り落とされて逃亡。

    左吉:
    ハンディ・ハンディに喰われて身体を乗っ取られた明たちの元仲間。
    ハンディ・ハンディ切断後は証拠隠滅のために歌舞伎町の堀に捨てられてサンマ邪鬼に喰われる。

    ハンディ・ハンディ様の化け物:
    ミサイル無効化変異体のこと。
    歌舞伎町もコイツで護られている。

    サンマ邪鬼:
    歌舞伎町の堀に放たれているサンマのカタチをした邪鬼。
    彼岸島にもいた。
    音に反応する、というか音にしか反応しないハズなのだけど、何故か自由落下する左吉ボディを補足したりする。
    もしかすると落下時の「ヒュウゥゥゥ」という擬音に反応しているのだろうか?

    歌舞伎町一番街:
    歌舞伎町の入り口。
    女の子は一度入ると手形でもなければ出られない。
    人間の場合は手形の有無に関わらず出られないし、使い物にならなくなったら喰われる。
    身請けみたいなシステムはないんだろうか?

    歌舞伎町:
    吸血鬼の吉原みたいな場所。
    周囲を大きな堀で囲まれており、そのそりにはサンマ邪鬼が放たれている。
    金さえあれば快適に過ごせる。

    遊廓:
    朝6時起床。
    夜のお仕事な印象なのに、そんな早くから働き始めるのか。

    日本丸:
    飲み屋?

    ライプル:
    アイフル?

    レスカーノ嬢:
    ???

    ピカコ:
    ???

    薬キヨシ:
    マツモトキヨシ?

    サンディー:
    ???

    カスト:
    ガスト?

    HOTEL POKO:
    ユカポンがハンディ・ハンディから逃げるために失敬おじさん吸血鬼を連れ込んだホテル。

    OLD HOTEL:
    HOTEL POKO の隣に建っているホテル。

    天狗突き:
    棒の先に天狗の面を付けたもので見事に突けたら500円で抱けるゲーム。
    景品は手足を鎖で固定されているが腰は浮かせられる。
    お持ち帰りできるワケではなく、その場で与えられるっぽい。
    それってプレイヤーの方も恥ずかしいのでは。
    このシーンでは、珍しく黒塗りや海苔で修正が入っている。

    自動販売機:
    歌舞伎町にある。
    雅硬貨が使える(何枚必要かは不明)。
    通常の缶や、蓋の出来るタイプの缶なんかもある。
    ユカポンが奢ってもらったのは缶コーヒーっぽい。
    自動販売機があるということは楽園と同じく電気が生きており、ジュースの製造工場があり、自動販売機への補充係なんかもいるということ。

    ざる蕎麦:
    歌舞伎町で食べられる。
    そば打ち職人がいる。

    鰻重:
    歌舞伎町で食べられる。
    つまり鰻を捌ける職人がいる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.12.22

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。